7月7日(現地時間6日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは「カリフォルニア・クラシック・サマーリーグ」の初戦でサクラ…

 7月7日(現地時間6日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは「カリフォルニア・クラシック・サマーリーグ」の初戦でサクラメント・キングスと対戦。ドラフト17位指名のダルトン・クネヒト、同55位指名のブロニー・ジェームズがともに先発出場を果たした。

 試合は108-94でキングスが勝利。ブロニーは21分の出場で4得点2リバウンド2アシスト1スティール、クネヒトは26分の出場で12得点2リバウンド4アシスト2スティールをそれぞれマークした。父親であるレブロン・ジェームズと同じチームに入団したことで注目を集めているブロニーは、試合後のインタビューでサマーリーグに対する意気込みを語った。

「自分を信じて、とにかくアグレッシブにいきたい。僕は自分自身とチームのためにプレーすることができる。特にディフェンス面では、自分らしい堅実な守備を見せていきたい。自分の良さやルーツを理解した上で、コートの上で発揮していくよ」

 自身の長所としてディフェンスについて語ったブロニーだが、オフェンス面では課題が残った模様。キングス戦ではフィールドゴール成功率22.2パーセント(9本中2本成功)、3ポイントは3本の試投がすべて失敗という結果に終わり、スタッツとしては十分なパフォーマンスを見せることができなかった。

 初戦のパフォーマンスを振り返ると、ルーキーが中心のサマーリーグとは言え、初めてレイカーズのユニフォームを着てプレーしたことによる重圧があったのかもしれない。ブロニーは次のようにコメントした。

「今回に限らず、ステップアップした環境での初戦は、いつだってものすごく緊張して胸がザワザワするんだ。でも、試合がはじまって数回プレーが続くと、そのうち緊張は消え去る。緊張は常につきまとうけど、僕は乗り越えられるよ」

 7日に開幕した「カリフォルニア・クラシック・サマーリーグ」は11日まで続き、その後7月末までに「ソルトレイクシティ・サマーリーグ」、「NBA 2K25 サマーリーグ」が開催される。ブロニーやクネヒトに限らず、今年のドラフト入団組の活躍に期待が集まる。