テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間8日(現地7日)、第5シードのD・メドベージェフと第10シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)の男子シングルス4回戦が行われたが、第1セット ゲームカウント5-3の…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間8日(現地7日)、第5シードのD・メドベージェフと第10シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)の男子シングルス4回戦が行われたが、第1セット ゲームカウント5-3の時点でディミトロフが棄権を表明。メドベージェフが2年連続2度目のベスト8進出を果たした。
>>【動画】メドベージェフ、ディミトロフ途中棄権で8強、試合終了の瞬間<<
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世界ランク5位のメドベージェフは昨年のウィンブルドンで4強入り。準決勝でC・アルカラス(スペイン)に屈したものの自己最高成績を記録している。
今大会では1回戦で世界ランク88位のA・コバチェビッチ(アメリカ)、2回戦で同102位のA・ミュレール(フランス)、3回戦で同41位のJ・シュトルフ(ドイツ)を下し16強入りを決めた。
この日の第1セット、第2ゲームで強烈なフォアハンドショットを決められブレークを許したメドベージェフ。それでも第5ゲーム、粘りのプレーでブレークチャンスを掴むとディミトロフのミスを誘いブレークバックに成功する。
すると第6ゲーム、右脚を芝に取られディミトロフが右脚を負傷。メドベージェフが第7ゲームで2度目のブレークを奪うと終了後、ディミトロフがメディカルタイムアウトを取りロッカールームに戻って治療する。その後プレーを続けたものの第9ゲーム途中で棄権を表明した。試合時間は40分。
オンコートインタビューでメドベージェフは「残念に思う。ネットで彼に言ったんだけど、僕らは素晴らしい試合をたくさんしてきた。素晴らしいポイント、素晴らしい3セットマッチをね、と。彼が勝つときもあれば、僕が勝つときもある。芝で彼と対戦するのが楽しみだった。僕のスタートは良くなかったけどポイントは素晴らしかったよ」とコメント。
「彼がどの瞬間に痛みを感じたのかは分からないけど、本当に残念に思った。大変な瞬間だけど、彼にとって大したことではないことを願っている」
思わぬ形で準々決勝に駒を進めたメドベージェフは次戦、第1シードのJ・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは4回戦で第14シードのB・シェルトン(アメリカ)を6-2, 6-4, 7-6 (11-9)のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードのアルカラスと第12シードのT・ポール(アメリカ)が8強に駒を進めた。
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