今季限りで現役を引退したサッカー元日本代表の岡崎慎司氏が7月6日、古巣・清水エスパルスの試合会場IAIスタジアム日本平に凱旋。チームに混じって披露した“勝ちロコ”が反響を呼んでいる。  岡崎氏は滝川二高校から2005年に清水に入団。当初は…

 今季限りで現役を引退したサッカー元日本代表岡崎慎司氏が7月6日、古巣・清水エスパルスの試合会場IAIスタジアム日本平に凱旋。チームに混じって披露した“勝ちロコ”が反響を呼んでいる。

 岡崎氏は滝川二高校から2005年に清水に入団。当初は「FW陣8人の8番目だった」というところから這い上がり、2008年から3年連続で2ケタ得点をマークしてエースに君臨した。その後、2011年2月から欧州リーグでプレーを続け、2015-16シーズンは“奇跡のレスター”の一員としてプレミアリーグ制覇に貢献した。

 日本代表でも歴代3位の通算50得点を挙げる活躍を見せた岡崎の“凱旋”に対し、清水サポーターは日の丸や代表ユニフォームのビッグフラッグを掲げ、「ゲットゴール!オカザキ!」チャントを大声で歌って大歓迎した。そしてチームも、今季ホーム最多の1万7739人が訪れた中、難敵のジェフユナイテッド千葉を2-0で下した。

 その試合後、清水恒例の勝利の儀式“勝ちロコ”に、岡崎氏も背番号23の清水のユニフォームを着用して参加した。そして現在の背番号23の北川航也、この日プロ初ゴールを奪って勝利に貢献した高木践と肩を組み、リズムに合わせてダンスを披露した。

■「やっぱり彼はオレンジが似合う。」

 この岡ちゃん参加の“勝ちロコ”シーンをJリーグ公式エックス(旧ツイッター)やクラブ公式エックスが動画で公開すると、ファンからは次のようなコメントが寄せられた。

「エモすぎた。エスパルス頑張れよ!って思えた瞬間だった...」
「これは泣く」
「こんな勝ちロコが見れるとは サイコーやな」
「岡崎のコールは本当に胸熱!!やっぱり彼はオレンジが似合う。」
「乾さんおもしろいwwwwww」

 この“勝ちロコ”には、故障離脱中でメンバー外だった乾貴士も参加し、自らの携帯電話で動画撮影を行っている微笑ましい姿にも注目が集まった。チームはホームで連勝を飾って勝点49の3位。“岡ちゃん凱旋”で再びチーム一丸となった清水の、真夏の快進撃が始まりそうだ。

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