過去ワーストは西鉄時代に喫した2度の“開幕10連敗”だった■ロッテ 9ー2 西武(7日・ベルーナドーム) 西武は7日、本拠地ベルーナドームで行われたロッテ戦に2-9で敗れ、今季ロッテ戦は11戦全敗となった。西武の同一…

過去ワーストは西鉄時代に喫した2度の“開幕10連敗”だった

■ロッテ 9ー2 西武(7日・ベルーナドーム)

 西武は7日、本拠地ベルーナドームで行われたロッテ戦に2-9で敗れ、今季ロッテ戦は11戦全敗となった。西武の同一カード開幕11連敗は球団ワースト記録。過去に同10連敗までは2度あった(前身の西鉄時代の1951年、南海=現ソフトバンク=に4分けを挟み10連敗。同じく西鉄時代の1970年、近鉄に1分けを挟み10連敗)。

 この日は先発のボー・タカハシ投手が3回、藤原恭大外野手に適時三塁打、岡大海外野手に左犠飛を許して2点先行され、5回にも2点を追加された。随所に出たまずい守備も痛かった。

 一方の攻撃陣は、ソフトバンクからトレードで加入したばかりの野村大樹内野手が出場選手登録され、即「2番・一塁」でスタメン出場した。5回1死一、三塁で左犠飛を打ち上げ、移籍後初打点をマーク。この回、4番の岸潤一郎外野手も左線適時二塁打で続き、2点差に迫った。しかし続く6回の守りでは、21歳の成長株左腕・菅井信也投手がグレゴリー・ポランコ外野手、荻野貴司外野手に連続ソロを被弾。8回には“致命的”な3失点を喫し、追い上げることができなかった。(Full-Count編集部)