マルセイユの新監督に就任したロベルト・デ・ゼルビ監督が新たな挑戦への思いを語った。 2022年9月に途中就任したブライトンで唯一無二のプレースタイルと共にクラブ史上最高位となるプレミアリーグ6位フィニッシュ、クラブ史上初のヨーロッパリーグ…

マルセイユの新監督に就任したロベルト・デ・ゼルビ監督が新たな挑戦への思いを語った。

2022年9月に途中就任したブライトンで唯一無二のプレースタイルと共にクラブ史上最高位となるプレミアリーグ6位フィニッシュ、クラブ史上初のヨーロッパリーグ(EL)出場をもたらすなど、確かな手腕を発揮したイタリア人指揮官。

しかし、クラブ首脳陣との意見の相違も伝えられたなか、昨シーズン終了後に退任。新天地はプレミアリーグやバイエルン、バルセロナといったビッグクラブが有力と見られたが、昨季のリーグ・アンで7位フィニッシュとなったマルセイユという意外なクラブを選択した。

デ・ゼルビ監督は『Zeta』のインタビューで、自身の新たな挑戦について語った。

ブライトン退団に関しては「歴史的な時期だった。6位になっただけでなく、FAカップ準決勝に出場し、マンチェスター・ユナイテッドにPK戦で敗れた。私は多くのプレーヤーを成長させたが、彼らは記録的な金額で売却された。そういった意味で去るのは困難だった」と、やはりクラブとの今後へのビジョンに食い違いがあったことを認めた。

2027年までの3年契約での加入となったマルセイユでは国内屈指の名門として、パリ・サンジェルマンの1強時代を止めたいと意気込んだ。

「マルセイユの人々は、OMを国内で最も重要なクラブとみなしているが、我々は熱意を取り戻し、パリ・サンジェルマンの支配に挑戦する必要がある」

「私はプレーヤーに、ファンを誇りに思わせなければならないと伝える。マルセイユで指揮することはユニークで、自分たちの後ろには熱狂的な人々がいる。私自身は真剣さと勇気を持って、彼らをヨーロッパの舞台へ戻せるように努めるつもりだ」