テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間7日(現地6日)、女子シングルス3回戦が行われ、世界ランク35位のY・プチンセワ(カザフスタン)が第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)を3-6, 6-1, …

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間7日(現地6日)、女子シングルス3回戦が行われ、世界ランク35位のY・プチンセワ(カザフスタン)が第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)を3-6, 6-1, 6-2の逆転で破り、大会初のベスト16進出を果たした。試合後、プチンセワは「彼女に時間を与えないようにした」と明かした。
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前哨戦となる先月のロスシー・クラシック(イギリス/バーミンガム、芝、WTA250)で芝大会で初優勝を飾ると共にツアー通算3勝目を挙げていた29歳のプチンセワ。
ウィンブルドンでは10度目の出場で2回戦進出が最高成績となっていたが、今大会では1回戦で世界ランク221位のA・ケルバー(ドイツ)、2回戦では第27シードのK・シニアコバ(チェコ)を下し大会初の3回戦進出を決めた。
そして3回戦、世界ランク1位で先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制しマッチ21連勝中であるシフィオンテクと対戦。第1セット、プチンセワは第6ゲームでブレークを許し先行される。
それでも第2セット、サーブが安定せず11本のアンフォーストエラーを犯したシフィオンテクから2度のブレークに成功し1セットオールに追いつく。
そしてファイナルセット、第2セットに続きミスが目立ったシフィオンテクに対しプチンセワは開始から4ゲームを連取。サービスゲームではブレークバックのチャンスを与えることなく、1時間59分で勝利した。
試合後、プチンセワは「本当に素晴らしい気分。どのように勝ったのか自分でも分からない。速くプレーすることに集中し、彼女に時間を与えないようにしたけど、それがうまくいった。コーチは、どのポイントでも熱意を持ち続けろと言っていた。私は子供の頃からいつもそれに熱心だった」とコメントした。
勝利したプチンセワは4回戦で第13シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。オスタペンコは3回戦で世界ランク97位のB・ペラ(アメリカ)を6-1, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)、第11シードのD・コリンズ(アメリカ)、第17シードのA・カリンスカヤ、第21シードのE・スイトリナ(ウクライナ)、第31シードのB・クレチコバ(チェコ)らが16強に駒を進めた。
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