7月6日、「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」出場権をかけた「FIBA男子オリンピック世界最終予選2024」の…

 7月6日、「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」出場権をかけた「FIBA男子オリンピック世界最終予選2024」の決勝トーナメント準決勝が行われ、ラトビア会場ではフィリピン代表(FIBAランキング36位)がブラジル代表(同12位)と対戦した。

 フィリピンは同点で迎えた第1クォーター残り3分58秒からドワイト・ラモス(レバンガ北海道)、ジャスティン・ブラウンリー(ペリタ・ジャヤ/インドネシア)の連続得点で17-10。相手のタイムアウト後も得点を重ね、リードを10点に広げた。

 第2クォーターはロースコアな展開。リードしたまま試合を進め、33-27と6点差でハーフタイムに突入した。

 第3クォーターは開始から0-14のランを献上すると、残り3分58秒にようやく初得点を記録。10分間でわずか6得点を挙げるにとどまり、39-51と逆転された。

 ラモスの3ポイントで始まった第4クォーターは、試合終了残り4分50秒に46-61と15点ビハインド。同2分4秒にカール・タマヨ(昌原LGセイカーズ/韓国)の長距離砲で11点差まで詰め寄ったものの、最終スコア60-71で敗れ、準決勝で敗退した。

 ラモスが13得点3リバウンド3アシスト2スティールを記録した一方、前戦のジョージア代表(同23位)戦の前半に負傷したカイ・ソット(越谷アルファーズ)は出番がなかった。

◾️「FIBA男子オリンピック世界最終予選2024」ラトビア開催 準決勝試合結果

ブラジル 71-60 フィリピン

BRA|12|15|24|20|=71

PHI|22|11|6|21|=60

【動画ドワイト・ラモスが3ポイントを成功