「第29回 ユニバーシアード競技大会」のテニス競技(台湾・台北/8月21~29日)の6日目は、男女単複の準々決勝と混合ダブルス3回戦などが行われた。 シングルスの日本勢は、男子の今井慎太郎(東通産業)と女子の牛島里咲(筑波大学)が準々決勝に…
「第29回 ユニバーシアード競技大会」のテニス競技(台湾・台北/8月21~29日)の6日目は、男女単複の準々決勝と混合ダブルス3回戦などが行われた。
シングルスの日本勢は、男子の今井慎太郎(東通産業)と女子の牛島里咲(筑波大学)が準々決勝に臨んだが、第3シードの今井が第7シードのホン・ソンチャン(韓国)に5-7 1-6で、第9シードの牛島は第4シードのリー・ヤーシュエン(台湾)に2-6 2-6で敗れ、メダル獲得はならなかった。
ダブルスでは、前回(2015年光州大会)銅メダルを獲得した第5シードの今井/上杉海斗(慶應義塾大学)と、第3シードの林恵里奈(福井県体育協会)/梶谷桜舞(島津製作所)が準決勝進出を果たし、ともに銅メダル以上が確定した。
混合ダブルスの3回戦では林/上杉が第9シードのタイペアをストレートで破り、8強入りを決めている。
ユニバーシアード競技大会とは、国際大学スポーツ連盟(FISU)が主催する学生を対象にした国際総合競技大会で、2年ごとに開催される。1959年にイタリア・トリノで第1回夏季大会、1960年にフランス・シャモニーで第1回冬季大会が開催された。当初は奇数年に夏季大会、偶数年に冬季大会が行われていたが、1980年代から夏冬ともに奇数年に開催されている。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位◇ ◇ ◇
<日本代表チーム>
男子選手◎今井慎太郎(2016年早稲田大卒→東通産業)、上杉海斗(慶應義塾大学4年)、小林雅哉(早稲田大学2年)、伊藤雄哉(University of Texas at Austin2年)
女子選手◎加治遥(2016年園田学園女子大卒→島津製作所)、林恵里奈(2016年早稲田大卒→福井県体育協会)、牛島里咲(筑波大学3年)、梶谷桜舞(2015年早稲田大卒→島津製作所)
チームリーダー◎右近憲三
監督◎宮地弘太郎(男子)、細木祐子(女子)
トレーナー◎安田忍
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<日本チームの出場種目>
■男子シングルス
今井慎太郎(東通産業)、伊藤雄哉(University of Texas at Austin)
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■女子シングルス
加治遥(島津製作所)、牛島里咲(筑波大学)
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■男子ダブルス
今井慎太郎(東通産業)/上杉海斗(慶應義塾大学)
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■女子ダブルス
林恵里奈(福井県体育協会)/梶谷桜舞(島津製作所)
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■混合ダブルス
林恵里奈(福井県体育協会)/上杉海斗(慶應義塾大学)
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<テニス競技6日目の試合結果(日本人選手)>
【男子シングルス準々決勝】
●96今井慎太郎(東通産業)[3] 5-7 1-6 ○65ホン・ソンチャン(韓国)[7]
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【女子シングルス準々決勝】
●80牛島里咲(筑波大学)[9] 2-6 2-6 ○96リー・ヤーシュエン(台湾)[4]
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【男子ダブルス準々決勝】
○16今井慎太郎/上杉海斗(東通産業/慶應義塾大学)[5] 6-3 4-6 [10-5] ●9ドミニク・ケロフスキー/マチェイ・ボセル(チェコ)[3]
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【女子ダブルス準々決勝】
○9林恵里奈/梶谷桜舞(福井県体育協会/島津製作所)[3] 6-4 6-2 ●16Kamila KERIMBAYEVA/Alexandra GRINCHISHINA(カザフスタン)[7]
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【混合ダブルス3回戦】
○32林恵里奈/上杉海斗(福井県体育協会/慶應義塾大学)[7] 6-4 7-5 ●25Chompoothip JUNDAKATE/Nuttanon KADCHAPANAN(タイ)[9]
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【コンソレーション 男子シングルス2回戦】
○48小林雅哉(早稲田大学)6-2 6-2 ●41ロヘリオ・セラー(メキシコ)(テニスマガジン/Tennis Magazine)
※写真は女子ダブルスで準決勝進出を果たし、銅メダル以上を確定させた林恵里奈(右)/梶谷桜舞
写真提供◎北崎悦子(ユニバーシアード日本代表アディショナル女子コーチ)、撮影◎藤井知之(全日本学生テニス連盟)
第29回 ユニバーシアード競技大会|JOC(日本オリンピック委員会)公式サイト
第29回 ユニバーシアード競技大会|大会公式サイト:英語版