【MLB】ドジャース3-9ダイヤモンドバックス(7月4日・日本時間5日/ロサンゼルス)  ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したダイヤモンドバックス戦で、“ドジャースキラー”の異名を持つウォーカーが、キングを独走する大谷…

【MLB】ドジャース3-9ダイヤモンドバックス(7月4日・日本時間5日/ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したダイヤモンドバックス戦で、“ドジャースキラー”の異名を持つウォーカーが、キングを独走する大谷翔平に5本と迫る2打席連続の22号アーチを放った。3戦5発、さらにドジャース戦では9戦9発と異次元の活躍にSNS上のドジャースファンから「どんだけ打つねん」「すごすぎ…」と悲鳴があがったが、ベンチのロバーツ監督は微動だにせず、ただただ愕然とした表情を浮かべた。

【映像】そりゃ、そうなるわ…カメラが捉えたロバーツ監督の様子

 ドジャース投手陣はダイヤモンドバックスのウォーカーの勢い止めることはできなかった。ウォーカーは2日(同3日)、ドジャースがサヨナラ勝ちを飾った3連戦の初戦では4回に一時同点となる2ランを放ち、3日(同4日)の2戦目では4回に勝ち越しソロを、そして9回にはダメ押しの3ランを放っていた。

 この日は初回にソロホームランを左中間スタンドに叩き込むと、3回2死一塁で迎えた第2打席では2打席連続となる1発をレフトスタンドへ運んだ。ウォーカーがこの3戦で放った本塁打の数は5本、今季対ドジャース9戦で9本塁打と異名通りの活躍を見せた。ウォーカーがドジャースタジアムで積み重ねた本塁打数は通算19本目となった。

 大谷をも上回る好調ぶりに、中継で解説を務めた「MLB.jp」編集長の村田洋輔氏も「ちょっと異常ですね」と苦笑い。日本のSNS上でも「もう申告敬遠しかない!」「いくらなんでも打たれすぎだろ」「マジでドジャースキラーだな」など、もはやお手上げといった声が上がった。

 直近7試合の打率が5割に迫る.481のウォーカーはこれで今季本塁打数が22本となり、ブレーブスのオズナ(21本)を抜いてホームランリーグ単独2位に浮上。首位を走る大谷との差を5本に詰めた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)