7月21日(日)、小倉芝1800mで行われる中京記念。ここに出走を予定しているアルナシーム(栗東・橋口慎介厩舎)が今朝4日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。  追い切り前にはダート馬場のBコースを歩かせるなど、丹念に準備運動を…

 7月21日(日)、小倉芝1800mで行われる中京記念。ここに出走を予定しているアルナシーム(栗東・橋口慎介厩舎)が今朝4日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。

 追い切り前にはダート馬場のBコースを歩かせるなど、丹念に準備運動を進めた後、横山典弘騎手に乗り替わり。その後、1回目のハローが終了した直後のCWへ2コーナーから入場している。

 エプソムCの最終追い切りでもCWでの4F追いだったが、当時よりも力みのない感じで走ることができていた。時計は4F51.2〜3F36.6〜2F23.2〜1F11.8秒。4F時計が51秒台というのはその最終追いと同じだが、今回の方が持続的なラップを踏むことができていて、リラックスして走ることができた印象。

 追い切り前日に橋口慎介調教師にお話しを聞いたところ「前走は懸念していた左回りが影響したと思います。調子に関しては維持というよりも使いながら良くなっていますよ」とコメントしていたが、確かにそれを感じることができる追い切りだった。

(取材・文:井内利彰)