米体操界の女王であるバイルズが驚愕の演技を魅せた(C)Getty Images  パリ五輪出場をかけた体操の米国女子選考会が6月30日(日本時間7月1日)、ミネソタ州ミネアポリスで開催され、27歳のシモーネ・バイルズが…

 

米体操界の女王であるバイルズが驚愕の演技を魅せた(C)Getty Images

 

 パリ五輪出場をかけた体操の米国女子選考会が6月30日(日本時間7月1日)、ミネソタ州ミネアポリスで開催され、27歳のシモーネ・バイルズが3度目となる五輪出場権を獲得した。

【動画】驚愕の高さ!米体操界の女王が魅せる演技に観客も総立ち

 

 バイルズは、2016年リオデジャネイロ五輪4冠の実力者で、彼女が見せた床運動の演技を『NBC Sports』の『Olympics & Paralympics』がXに投稿した。

 「今やっていることをやめて、シモーネ・バイルズのフロアルーティンを見よう」とコメントされた投稿には、最高到達度12フィート(3.7メートル)の高さで宙返りする驚愕の映像が添えられていた。

 バイルズは、米人気歌手テイラー・スウィフトの『Ready For It?』の曲に乗せ、助走をつけながら跳び上がり、見事に着地すると、観客からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。彼女はそれに応えるように、時折笑顔を見せながら次々と華麗に技を決めていった。

 この演技を見たユーザーからは「彼女は素晴らしい!」「なんという演技だ」「ファンタスティック」「鳥肌が立った」と、次々と驚きと称賛の声が上がった。

 米メディア「USA Today」のスポーツとエンタメの専門サイトである「For The Win」も、「バイルズの最初のタンブリングパスは本当に信じられないもので、27歳のスーパースターは動きがあまりにも速く、彼女が何回転したかを数えることはほとんど不可能だ」と伝えている。

 さらに「あまりにワイルドでほとんど理解できないほどだった」と、その演技にただ驚くしかなかく、バイルズの演技が終わると、会場ではスタンディングオベーションが起きた。

 バイルズはリオデジャネイロ五輪で個人総合、跳馬、床運動、団体総合の4冠を達成している。2020年の東京五輪では団体総合で銀メダル、平均台では銅メダルを獲得している。米体操界の女王は、パリでも輝きを放てるか、注目が集まる。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

【関連記事】日本選手も「え、本当?」 223cmの中国女子バスケ17歳の“異質な規格外さ”に反響止まず「相手は容赦なく粉砕された」

【関連記事】練習は常に個別で、ジャンプも禁止! 220cmの中国バスケの超新星は全てが規格外「他の選手が怪我をする恐れがある」

【関連記事】女子バスケ、パリ五輪代表12人を発表! メンバー入りの宮崎早織「私だけバスケしてない写真じゃん」爆笑したワケとは