久保への関心報道は多いが具体的な交渉は進んでいないようだ(C)Getty Images  レアル・ソシエダに所属する久保建英の去就が注目されている。 スペイン紙『MUNDO DEPORTIVO』は「移籍先には事欠かない…

 

久保への関心報道は多いが具体的な交渉は進んでいないようだ(C)Getty Images

 

 レアル・ソシエダに所属する久保建英の去就が注目されている。

 スペイン紙『MUNDO DEPORTIVO』は「移籍先には事欠かない」として久保への関心についてレポート。「サッカー選手としてだけでなく、商業的な魅力もあるクボは、ヨーロッパのビッグクラブがこぞって追いかける国際的に人気の選手だ。実際、トッテナムを含むプレミアリーグの5クラブが、彼の獲得を希望している」と伝えた。

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 興味を持たれているとはいえ、果たして移籍が現実となり得るのか。同メディアは慎重な見解を示した。

「移籍先に事欠かないが、ほとんど取引が進んでおらず、市場はまだ足踏み状態。加えて、日本人選手は昨年2月、明確な意思を持って2029年までの契約を更新している。プレミアリーグからのオファーにも関わらず、日本人スターはレアル・ソシエダに留まる意向だ。クボに関するサプライズは期待できないだろう」

 確かに久保は契約更新に際して「数ある理由の一つとしては、選手、監督、スタッフ、ファン・サポーターとのフィーリングがすごく良かったのが決め手。成長期にあるレアル・ソシエダと一緒に僕も成長したい」とコメントしていた。意思は明確であり、『MUNDO DEPORTIVO』も近況と今後を次のように綴っている。

「クボは7月11日にレアル・ソシエダに合流するだろう。アジアカップで忙しすぎた1年を終え、休養が必要だったため、クラブの要請によりパリ五輪には出場しない。そして最近は母国で2週間休養しており、友人のスガワラと釣りをするなどリラックスした姿を見せている。レアル・ソシエダで公式戦41試合、日本代表で10試合に出場し、12か月連続で試合に出場したのだから、当然だろう。ようやく休むことができてしっかり充電したクボは、他の選手たちと一緒に新シーズンに向けたトレーニングを始める」

 今後の動向はレアル・ソシエダでプレシーズンを過ごすという展望だ。なお、7月25日にはパナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪との試合が予定されている。噂の移籍が進展せず、日本で久保のプレーを見られるだろうか。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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