テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は1日に男子シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク118位のL・ハリス(南アフリカ)が同55位のA・ミケルセン(アメリカ)を3-6, 4-6, 7-6 (7-5), …

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は1日に男子シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク118位のL・ハリス(南アフリカ)が同55位のA・ミケルセン(アメリカ)を3-6, 4-6, 7-6 (7-5), 6-2, 7-6 (11-9)の大逆転で破り、3年ぶり2度目の初戦突破を果たした。
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27歳のハリスが同大会の本戦に出場するのは2年連続4度目。最高成績は2021年の2回戦進出となっている。
今大会には予選から出場し、3試合に勝利して本戦出場を決めた。
迎えた1回戦、ハリスはミケルセンから1度もブレークを奪うことができず、第1セットと第2セットを落とし後がなくなる。
それでも第3セット、ハリスは両者1度ずつブレークを奪い合い突入したタイブレークを制し1セットを返すと、第4セットでは序盤で4ゲームを連取して2セットオールに追いつく。
そしてファイナルセット、両者譲らず10ポイントマッチのタイブレークにもつれこむと、相手のマッチポイントを1度しのいだハリスに10-9で初のマッチポイントが訪れる。このポイントでハリスはミケルセンにコートの前後左右に揺さぶられ転倒する場面もありながら必死に返球。そして最後は飛びつくようにボレーを決め試合を制した。
同大会は公式Xにこのマッチポイントを「ウィンブルドンで壮大な勝利を決定づけるとんでもない方法」とコメントを添えて投稿した。
大逆転で2回戦に駒を進めたハリスは次戦で第14シードのB・シェルトン(アメリカ)と予選勝者で世界ランク148位のM・ベルッチ(イタリア)の勝者と対戦する。
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