100年を超える歴史を誇り、「毎トー」の愛称で親しまれるテニストーナメント「毎日テニス選手権」は1日、45歳以上の男子シングルスが行われ、元衆院議員でタレントの杉村太蔵(ここはれて)が橋本朋幸(東京都TA)を6-3, 2-6, [12-1…

100年を超える歴史を誇り、「毎トー」の愛称で親しまれるテニストーナメント「毎日テニス選手権」は1日、45歳以上の男子シングルスが行われ、元衆院議員でタレントの杉村太蔵(ここはれて)が橋本朋幸(東京都TA)を6-3, 2-6, [12-10]のフルセットで破って初戦の2回戦を突破し、3回戦進出を果たした。
>>杉村太蔵が死闘!難敵との対決で崖っぷちに?!大熱戦の末に勝利を手にしたのは?!毎トー初戦<<
この日、杉村は第1セットを先取する好スタートを切ったが、第2セットではミスを重ねてセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセット(10ポイント制のマッチタイブレーク)では橋本に2本のマッチポイントを握られる崖っぷちに追い込まれたが、ここからサーブ&ボレーやリターンエースを決める攻めのテニスでポイントを重ねてピンチをしのぐ。最後は橋本のボレーがアウトし、大会初勝利を手にした。
試合後、杉村は「橋本選手が本当に良いプレーだった。最後まで集中力を切らさず、粘り強いプレーでした」と対戦相手の橋本を称えた。
試合については「第2セットに入った2ゲーム目くらいから第1セットほど(体が)動かないと感じ始めていて、かなり早い段階からファイナルセットのタイブレーク勝負だと頭には入れていました。(マッチポイントを握られた時は)サーブ&ボレーに出て抜かれるのも脳裏をよぎったんですけど、気がついたらバックボレーで決めれていた」と振り返った。
続けて「ちょっとテンションをおさえていますけど、めちゃくちゃうれしいです。今までのテニス人生で1番うれしいです」と喜びをかみしめた。
一方、惜敗を喫した橋本は「(第2セットの)勢いで勝っちゃうかなと思ったんですけど、(ファイナルセットに入ると杉村が)急に元気になってきて、その流れを押し返せなかった」とコメント。
「生涯スポーツとしてテニスを広めたい」の観点からテニスを再開している杉村は、高校時代に国体で優勝するほどの腕前を誇る。
「記録がある公式戦の勝利は高校3年生の国体決勝以来。43歳からまたテニスをはじめましたけど、成長すると実感しています。試合に出る・出ないは、天と地の差。週1回のプレーと、年1回大会に出るのはまったく違います。みなさんも大会に出て公式戦の緊張感を味わっていただくと、違った生涯テニスが味わえると思います」と述べた。
大接戦の末に勝利した杉村は次戦で、第1シードの向和彦(アポロコーストテニスクラブ)と綱川健⼀朗(ルネサンス港南台)の勝者と対戦する。
杉村は「必ず勝つという気持ちでやりたいと思います」と意気込んだ。
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