30日、明治安田J2リーグの3試合が各地で行われた。 2連敗中と調子を落としている3位清水エスパルス(勝ち点43)は、2…

30日、明治安田J2リーグの3試合が各地で行われた。

2連敗中と調子を落としている3位清水エスパルス(勝ち点43)は、2連勝中と対照的な4位ファジアーノ岡山(勝ち点37)をホームに迎えてのシックスポインター。清水は20分に先手を奪う。カルリーニョス・ジュニオがボックス左でボールを持つと、クロスではなく直接ゴール右上にシュートを突き刺した。

一方の岡山は42分に反撃。右ポケットへのスルーパスに抜け出した岩渕弘人がゴール左隅に流し込み、追いついてから後半へ。しかし、49分には清水が再び勝ち越しに成功。左CKからの波状攻撃でカルリーニョス・ジュニオがこの日2点目を記録した。

79分には右サイドの攻撃から矢島慎也が決めてホームチームが追加点。その後も北川航也のクロスバー直撃のシュートなどで追加点に迫った清水は、3-1で上位対決を制し、3試合ぶりの白星を手にした。

7位ジェフユナイテッド千葉(勝ち点33)は、2連勝中と好調の16位鹿児島ユナイテッドFC(勝ち点22)とホームで対戦。先制したのは鹿児島。16分、左クロスがファーまで流れると、折り返しを福田望久斗が決めきった。

それでも37分、左サイドから崩した千葉は、味方のシュートを田口泰士がバックヒールでコースを変え、同点で折り返し。さらに67分には、右CKからメンデスがヘディングで叩き込みホームチームが逆転。そのまま逃げ切った千葉が2試合ぶりの勝利を掴み、6位に順位を上げた。

10位ブラウブリッツ秋田(勝ち点28)vs15位モンテディオ山形(勝ち点23)の“奥羽本戦“は、國分伸太郎のループ気味の狙いすましたシュートで山形が14分に先制。70分には、最終ラインの裏に抜け出した坂本亘基が落ち着いてGKとの一対一を制し、その3分後には再び坂本。0-3でアウェイの山形がダービーマッチを制し、12位に浮上している。

◆明治安田J2第22節

6/30(日)

ブラウブリッツ秋田 0-3 モンテディオ山形

清水エスパルス 3-1 ファジアーノ岡山

ジェフユナイテッド千葉 2-1 鹿児島ユナイテッドFC

6/29(土)

いわきFC 0-4 横浜FC

ロアッソ熊本 4-0 愛媛FC

水戸ホーリーホック 1-1 レノファ山口FC

徳島ヴォルティス 2-2 V・ファーレン長崎

ザスパ群馬 1-2 藤枝MYFC

ベガルタ仙台 3-2 栃木SC

大分トリニータ 0-0 ヴァンフォーレ甲府

【動画】清水FWカルリーニョス・ジュニオが2得点! 先制点はゴール右上を射抜いた鋭い一撃


ホームの大声援にさっそく応えた


角度のないところから
カルリーニョス ジュニオが先制ゴール

明治安田J2リーグ第22節
清水×岡山
#DAZN ライブ配信中#清水岡山 pic.twitter.com/n3wmqNBhTz

— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 30, 2024