関西学生リーグは25日、京都・西京極陸上競技場で開幕した。21年ぶりの優勝を狙う京大が、関大を6年ぶりに下した。

 ともにFGを1本ずつ決めて迎えた第3Q6分すぎ、京大は敵陣29ヤードからボールを持ったRB入山鼓(4年、都立西)が相手エンドゾーンに迫ったが、あと1ヤード付近でファンブル。しかし、これがすぐ横にいたWR山田志暁(3年、明善)の腕に収まる幸運なTD。キックも決まって10-3と勝ち越した。京大はさらに11分すぎにキッカー海士湧平(4年、天王寺)のFGで3点を追加。守備陣が踏ん張り、その後の関大の反撃をRB畑中登(4年、市西宮)のTDだけにとどめた。

 京大の西村大介監督(40)は「ディフェンスがよく踏ん張ってくれた。ラッキーなTDがありましたけど、我々が勝つときはああいうことが起こるんです」と喜んだ。ゴール前のファンブルが一転、勝ち越しTDにつながったRB入山は「やっちゃったなあと思ったんですけど、周りに助けられました。やっと勝利の女神が僕らにほほ笑んでくれました!」と興奮気味だった。

 かつて4度の日本一、6度の学生日本一に輝きながら、1996年以来リーグ制覇から遠ざかる京大。安定感を増した守備と、関大から194ヤードを奪った強力なランで、復活の狼煙を上げた。