バレー男子日本代表がスロベニアに勝利し、52年ぶりの主要国際大会決戦進出を決めた(C)Getty Images バレーボールのネーションズリーグ(VNL)は日本時間6月30日、男子ファイナルラウンドの準決勝が行われ、世界ランク2位の…

バレー男子日本代表がスロベニアに勝利し、52年ぶりの主要国際大会決戦進出を決めた(C)Getty Images

 バレーボールのネーションズリーグ(VNL)は日本時間6月30日、男子ファイナルラウンドの準決勝が行われ、世界ランク2位の日本は、同3位のスロベニアを相手にセットカウント3-0(25-21 、27-25、31-29)でストレート勝ちを収めた。日本はこれで2大会連続のメダル獲得を確定させた。

【動画】52年ぶりの快挙!バレー男子日本代表がスロベニアを倒して決戦進出

 第1セット、日本は石川祐希の連続得点で5-2とリード。中盤でスロベニアに同点に追いつかれて逆転を許すが、石川のスパイクなどが決まって再びリード。最後は西田有志がサービスエースを決めて25-21と先取した。

 第2セットは序盤から大塚達宣のサーブなどで5点をリードし、中盤で15‐15の同点に追いつかれる展開に。終盤まで競り合いが続き、スロベニアに先にセットポイントを握られてしまうが、このセットも西田がサービスエースを決めて、27‐25と連取した。第3セットも、最大6点差リード。終盤はスロベニアの粘りを振り切ってストレート勝ちを決めた。

 日本は、主要な国際大会としては1972年のミュンヘンオリンピック以来、52年ぶりの決勝進出を果たし、7月1日に、世界ランク5位のフランスと金メダルを懸けて頂上決戦を戦う。

 スイスのバレーボール専門メディア『Volleyball World』はXで「日本、再び歴史を作れ!」と激励し、「彼らは明日6月30日(現地時間)の試合で現オリンピックチャンピオン(2021年東京五輪金)のフランスと対戦する」と、伝えている。

 粘りのバレーを展開し、スロベニアに完勝した日本。この勢いでフランスも撃破し、全員で頂点に立つ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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