7月1日に開幕するテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に男子シングルス第2シードとして出場する世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)が29日に会見に登場し、右ひざ手術からの回復過程や状態について語った。>…

7月1日に開幕するテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に男子シングルス第2シードとして出場する世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)が29日に会見に登場し、右ひざ手術からの回復過程や状態について語った。
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37歳のジョコビッチは今月行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で右膝を負傷し準々決勝を前に棄権。その後6日には手術を行ったと報告していた。
手術後はリハビリを行う様子を自身のSNSに公開していたジョコビッチ。今週はウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の会場で右ひざにサポーターをつけて練習を行った。
28日にはエキシビションマッチであるジョルジオアルマーニ テニスクラシック(イギリス/ロンドン、芝)に出場し世界ランク5位のD・メドベージェフを6-3, 6-4のストレートで撃破。復活をアピールした。
ジョコビッチは会見で回復の道筋や、今大会に臨むまでのスケジュールを明かしている。
「日曜日にはここに着いた。とてもいい1週間だったと思う。特にこの3日間はとても激しいテニスセッションだった。ポイント練習もあったしね。シナーやフランシス・ティアフォー、昨日はメドベージェフ、エミール・ルースブオリと練習セットを組んで、ダブルセッションをしたんだ。インテンシティが高く、コート上ではひざが最大限に試されるようなシチュエーションがたくさんあった。これまでのところ、ひざの反応はとてもいい。だからドローに残ることにしたんだ」
「大会が始まればもっと感覚をつかめるだろうし、グランドスラムの5セットマッチでひざがどう反応するかもわかるだろう。今のところはすべてポジティブだよ」
また、手術から約3週間でウィンブルドン出場を決めた背景についても語っている。
「特にウィンブルドンという大会は、僕が子どもの頃からの夢の大会だ。ウィンブルドンでプレーするのが夢。ウィンブルドンを欠場するなんて、考えただけでもおかしくなる。そんなことはしたくなかったんだ。僕は本当にタイトルを狙いたいんだ。この3日間で、楽観的になれたし、これから数週間、最高レベルで戦える状態にあると思う」
「もし、1度でも挫折を経験したら、ここにいるべきかどうか迷ってしまうだろう。でも僕は挫折していない。挑戦しないわけがないだろう?」
ジョコビッチは1回戦で世界ランク123位のV・コプリバ(チェコ)と対戦する予定。
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