男子テニスのロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)は28日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのT・フリッツ(アメリカ)が世界ランク81位のA・ブキッチ(オーストラリア)を7-6 (7-5), 7-6 (7-4)のス…

男子テニスのロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)は28日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのT・フリッツ(アメリカ)が世界ランク81位のA・ブキッチ(オーストラリア)を7-6 (7-5), 7-6 (7-4)のストレートで破り、決勝進出を果たすとともに2022年以来2年ぶり3度目の優勝に王手をかけた。
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世界ランク13位で26歳のフリッツは今大会、上位4シードが1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク74位のT・セイボスワイルド(ブラジル)、準々決勝で予選勝者で世界ランク104位のシャン・ジュンチェン(中国)を下し4強入りした。
準決勝、15本のサービスエースを決めファーストサービスが入ったときに96パーセントの高い確率でポイントを獲得したフリッツはブレークを許さず、第1・第2セットともにタイブレークにもつれ込む。どちらも2度のミニブレークに成功したフリッツが1時間47分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにフリッツのコメントを掲載し「ブレークチャンスはたくさんあったのに、それを生かせなかったと感じた。たぶん1、2回はもっとうまくできたかもしれないけど多くの部分は彼のプレーが素晴らしかったので、彼を称賛したいね」と語った。
「元チャンピオンであることが今週ずっと役に立っている。ここでプレーするのは大好きだよ。このトーナメントは僕にとって特別なもの。なぜなら、ここで初めてタイトルを獲得したからね。明日は3度目のタイトルを獲得するために戻ってきたい」
勝利したフリッツは決勝戦、予選勝者で世界ランク94位のM・パーセル(オーストラリア)と対戦する。パーセルは準決勝、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した同139位のB・ハリス(イギリス)を6-4, 4-6, 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
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