6月29日(現地時間28日)。アトランタ・ホークスとニューオーリンズ・ペリカンズの2チーム間でトレードが合意に達したと『ES…

 6月29日(現地時間28日)。アトランタ・ホークスとニューオーリンズ・ペリカンズの2チーム間でトレードが合意に達したと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。両チームによるトレード詳細は下記のとおり。

・ホークス獲得

ラリー・ナンスJr.

ダイソン・ダニエルズ

EJ・リデル

2025年のドラフト1巡目指名権

2027年のドラフト1巡目指名権

・ペリカンズ獲得

デジャンテ・マレー

 ホークスはトレイ・ヤングとのバックコートデュオを形成していたマレーを在籍2シーズン終了後に放出。獲得したナンスJr.は31歳のベテランビッグマン、ダニエルズが21歳のガード、リデルは23歳のフォワード。ナンスJr.は契約最終年、ダニエルズとリデルは2025-26シーズンの契約がチームオプションのため、実質残り1シーズンで、ドラフト1巡目指名権2本も手に入れた。

 ただ、現段階では元オールスターガードを加えたペリカンズが得をしたと言えるだろう。27歳のマレーは、2023-24シーズンに平均22.5得点5.3リバウンド6.4アシスト1.4スティールを残した実力者。

 契約最終年を迎えるブランドン・イングラムの去就が微妙ではあるものの、CJ・マッカラム、ザイオン・ウィリアムソンの周囲に強力なコンボガードを加えることに成功しており、戦力アップしたことは間違いない。