男子テニスのロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)は28日、シングルス準決勝が行われ、予選勝者で世界ランク94位のM・パーセル(オーストラリア)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同139位のB・ハリス(イギリス)…

男子テニスのロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)は28日、シングルス準決勝が行われ、予選勝者で世界ランク94位のM・パーセル(オーストラリア)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同139位のB・ハリス(イギリス)を6-4, 4-6, 6-4のフルセットで破り、ツアー大会初の決勝進出を果たした。なお、予選勝者が決勝に駒を進めるのは大会史上4人目となった。
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今大会に予選から出場した26歳のパーセルは2試合にストレートで勝利し本戦入り。1回戦で世界ランク52位のL・ジェレ(セルビア)、2回戦で同57位のL・ソネゴ(イタリア)、準々決勝で同53位のM・キツマノビッチ(セルビア)を下し、ツアー大会では2021年のロスシー国際 以来3年ぶり2度目の4強入りを決めた。
そして準決勝、開始からブレークポイントを掴んだパーセルは第3ゲームでブレークに成功。自身のサービスゲームではブレークポイントを与えず第1セットを先取する。
続く第2セット、第1ゲームで2度、第5ゲームで3度ブレークチャンスを掴むも活かせなかったパーセル。終盤となる第10ゲームでセットポイントとなるブレークポイントをハリスにものにされ1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、パーセルは第3ゲームでブレークに成功。直後の第4ゲームでは2度ブレークポイントを与えるも凌ぐと、その後のサービスゲームではブレークポイントを与えず、2時間13分で勝利した。
同大会で予選勝者が決勝進出を果たすのは1999年のK・ウリエット(ジンバブエ)、2004年のT・ヨハンソン(スウェーデン)、2009年のF・ダンチェビッチ(カナダ)に次ぐ4人目となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにパーセルのコメントを掲載し「今週は新しいコーチが来て全てがうまくいっていると感じている。いい感じだよ。先週、ハレでの予選で2試合にストレートで勝てたことで自信がついた。何勝かできると思っていたよ」と語った。
勝利したパーセルは決勝で第1シードのT・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは準決勝、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク81位のA・ブキッチ(オーストラリア)を7-6 (7-5), 7-6 (7-4)のストレートで下しての勝ち上がり。
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