絶好調の大谷は、バットボーイに命を救われたと話題になっている(C)Getty Images 大谷翔平の“命を救った”と称…

絶好調の大谷は、バットボーイに命を救われたと話題になっている(C)Getty Images

 大谷翔平の“命を救った”と称賛されている人物の動画が、話題になっている。『MLB.com』のティム・ステビンズ記者は現地時間6月27日(日本時間28日)、「オオタニが打点の記録を樹立…。バットボーイが命を救う前に!?」と題した記事を配信した。

【動画】大谷翔平の“命を救った”ビッグプレーとは?現地も称賛したシーン

 大谷は現地時間26日のホワイトソックス戦で2試合連続の先頭打者アーチを放ち、球団新記録となる10試合連続打点を達成したが、記事では「この夜の最も印象的な偉業は、ドジャースのバットボーイ、ハビエル・ヘレーラのものかもしれない。彼は3回表、ダッグアウトの階段の上からキケ・ヘルナンデスのファウルボールを捕り、オオタニを打球から守った」と伝えている。

 注目のシーンは3回、キケ・ヘルナンデスが打ったファウルボールがドジャースの三塁側ベンチに向かって飛んで来ると、そこにいた大谷は大慌てで避けようとしたが、ヘレーラさんはその強烈な打球を見事に素手でキャッチ。救われた大谷は笑顔を見せ、ヘレーラさんは満足気にうなづいていた。

 大谷のすぐ横にいた通訳のウィル・アイアトンさんも、一瞬の出来事に口を空けて驚いた様子で、デーブ・ロバーツ監督は拍手して、このビッグプレーを称えていた。

 また、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マケイン記者は「ショウヘイ・オオタニは、命を救ってくれたこのバットボーイに何色のポルシェを贈るつもりだろうか?」と投稿。まさに大谷にとって“命の恩人”となった。

 大谷は現地時間28日(日本時間29日)から敵地でジャイアンツ戦を迎えるが、6月後半に入って打撃は絶好調。月間11本を記録しており、6月の打率は.300、23打点、OPS.1.129をマークしている。この勢いは7月に入っても止まりそうにない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】元韓国20勝右腕がお手上げ 大谷翔平、驚異の2試合連続先頭打者弾に米解説も愕然「表現する言葉はもうない」

【関連記事】「嘘だろ、またかよ」大谷翔平、10戦8発の異次元さ 元MLB204勝の大投手も畏敬の念「ドジャースに入る前は“ただの規格外”」

【関連記事】三冠王も見えた!? 大谷翔平の“87年ぶりの偉業”に期待高まる MLB公式番組でも議論「投手としてプレーしていない今年はチャンス」