キャプテンの石川祐希が躍動。日本がカナダに快勝した(C)Getty Images バレーボールのネーションズリーグ(VNL)は現地時間6月27日(日本時間28日)、ポーランドで男子ファイナルラウンドの準々決勝が行われ、世界ランク2位…

キャプテンの石川祐希が躍動。日本がカナダに快勝した(C)Getty Images

 バレーボールのネーションズリーグ(VNL)は現地時間6月27日(日本時間28日)、ポーランドで男子ファイナルラウンドの準々決勝が行われ、世界ランク2位の日本は同9位のカナダと対戦し、セットカウント3-0のストレート勝ちを収めた。

【動画】バレー男子日本代表がベスト4進出!カナダに快勝したシーン

 第1セット、序盤はカナダが優勢だったが、小野寺太志のサービスエースが決まるなどリードを奪うと、主将の石川祐希が躍動する。ブロック、サービスエースも決め、終盤は接戦となったが、連続ポイントを奪って24-22とすると、最後もサービスエースを決めて26-24で先取した。

 第2セットは序盤から競り合いとなったが、大塚達宣の2連続得点で11-8。小野寺のスパイク、ブロックで15-11と4点差をつける。大塚のサーブが決まるなど終盤もリードを広げていき、石川のアタックが決まって20点目。最後は西田有志が2連続得点で25-18で連取した。

 第3セットも石川のアタックが冴え、さらに足でボールを上げる“神業”も魅せるなど、守備でも活躍。日本のキャプテンが勝利への執念を見せつけ、このセットも奪ってストレート勝ちを決めた。この試合、石川は両チーム最多の26得点を挙げた。

 日本は、予選ラウンドでフルセットの末に敗れたカナダに雪辱を果たして快勝。2大会連続でのメダル獲得へ向けて負けられない一戦を制し、ベスト4進出を決めた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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