7月7日(日)、小倉ダート1700mで行われるプロキオンステークス。ここに出走を予定しているスレイマン(栗東・池添学厩舎)がレースに向けた1週前追い切りを行っている。  開門直後のCWからしばらく時間の経った頃、西村淳也騎手を背に正面か…

 7月7日(日)、小倉ダート1700mで行われるプロキオンステークス。ここに出走を予定しているスレイマン(栗東・池添学厩舎)がレースに向けた1週前追い切りを行っている。

 開門直後のCWからしばらく時間の経った頃、西村淳也騎手を背に正面から入場。馬場へ入った時の雰囲気からすると、少し時計が速くなるかなと思われたが、向正面に入るとラップが落ち着き、15秒後半で流していく感じ。

 3コーナーから4コーナーもさほどラップは速くならなかったが、最後の直線に向くところでギアが上がってスピードアップ。さすがの力感と速度がマッチした走りで手応えに余裕を持ったままゴールを駆け抜けていく。

 時計は6F85.0〜5F69.2〜4F53.8〜3F38.0〜2F23.4〜1F11.6秒。アンタレスSで2着した時の1週前追い切りが6F80.6秒だったことを思うと、パターンの違う形ではあるが、動き自体にはゆとりがあって良く見えた。それだけに最終追い切りでどんな動きを見せるかも注目してみたい。

(取材・文:井内利彰)