7月7日(日)。今年は七夕の日に福島芝2000mで行われる七夕賞だが、ここに出走を予定しているレッドラディエンス(栗東・友道康夫厩舎)。ここへの出走を予定している友道康夫厩舎の2頭が今朝26日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。…

 7月7日(日)。今年は七夕の日に福島芝2000mで行われる七夕賞だが、ここに出走を予定しているレッドラディエンス(栗東・友道康夫厩舎)。ここへの出走を予定している友道康夫厩舎の2頭が今朝26日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。

 坂井瑠星騎手が跨って、CWでの3頭併せ。一番後ろから追いかけていたが、6F標識を通過するところから15秒を切るラップを踏んでいたので、これは速くなるだろうなという雰囲気。そこで先頭との差は6馬身以上はあったが、その差はさほど詰まらずに3コーナーへ入っていく。

 4コーナーで内を回り、前との差を詰めて最後の直線。先行していたホットハートビートが一杯になって、ゴール前はメリオーレムとの追い比べ。だったが、手応えは完全にレッドラディエンスが優勢で先着のフィニッシュだった。

 時計は6F79.3〜5F64.6〜4F50.3〜3F36.1〜2F22.5〜1F11.1秒。この日のCWは調教開始前にかなりの雨量があり、時計の出にくい馬場状態。そんな中で5F時計はこの日の一番時計だし、メリオーレムの半馬身ほど後ろにきてから、追い出すまでに余裕があるところが以前に比べて操縦性が向上している。5歳になっての初重賞挑戦となるが、楽しみしかないといったところ。

(取材・文:井内利彰)