GI初制覇の勢いで今週も! 菅原明良騎手がラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・芝1800m)のショーマンフリート(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)で2週連続の重賞制覇を狙う。  菅原明良騎手は19年にデビュー。ここまでJRAで通算304勝。…

 GI初制覇の勢いで今週も! 菅原明良騎手がラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・芝1800m)のショーマンフリート(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)で2週連続の重賞制覇を狙う。

 菅原明良騎手は19年にデビュー。ここまでJRAで通算304勝。21年以降は3年連続で70勝以上をキープしている。そしてJRA重賞は10勝。GIでは惜敗が目立ったが、先週の宝塚記念をブローザホーンで制し、23回目のチャレンジでGIジョッキーの仲間入りを果たした。まだ23歳だが、次代を担うトップジョッキーであることは間違いない。

 自身初となる2週連続のJRA重賞制覇を目指し、ラジオNIKKEI賞にはショーマンフリートで挑む。今回が初騎乗となるスワーヴリチャード産駒。これまで重賞では2戦して、シンザン記念が5着、共同通信杯が10着だが、前走の1勝クラス(東京芝1800m)の勝ちっぷりは鮮やかだった。胴長の体型だけに小回り替わりがカギだが、ポテンシャルでは引けを取らない。

 昨年のフローラSのゴールデンハインド、京阪杯のトウシンマカオに続く、自身3回目のテン乗り重賞Vとなるか。その手綱捌きから今週も目が離せない。