ブルージェイズのマルティネスが禁止薬物規約に違反【MLB】ガーディアンズ 6ー5 Bジェイズ(日本時間24日・クリーブランド) ブルージェイズのトッププロスペクト、オレルビス・マルティネス内野手が禁止薬物規約に違反し、80試合の出場停止処分…

ブルージェイズのマルティネスが禁止薬物規約に違反

【MLB】ガーディアンズ 6ー5 Bジェイズ(日本時間24日・クリーブランド)

 ブルージェイズのトッププロスペクト、オレルビス・マルティネス内野手が禁止薬物規約に違反し、80試合の出場停止処分が下されたことが23日(日本時間24日)、分かった。米メディアが報じているもので、21日(同22日)にデビューしたばかりの新人の“愚行”にファンは「しっかりしろよ」などと呆れ返っている。

 米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者がX(旧ツイッター)に「マルティネスはMLBの禁止薬物規約に違反し、80試合の出場停止処分が下された。22歳のマルティネスは球団のトッププロスペクトで、金曜日(同22日)にデビューしたばかりだ」と伝えた。

 さらに「マルティネスは声明文で陽性反応に繋がった排卵誘発剤をオフに処方された」と言及した。ESPNの記事では、妊娠促進薬に使われる「クロミフェンクエンの陽性反応」と報道。マルティネスの「私たち家族内でも、この事案を個人的なことに留めておきたいと思っていました。パフォーマンス向上薬が入っていないと医者は保証したので、私は信頼していました。よって、チームやMLB選手会に報告しないという過ちを犯してしまいました。私は義務を怠ったことを認め、全面的に処分を受け入れます」とのコメントも掲載している。

 マルティネスは21日(同22日)の敵地・ガーディアンズ戦でメジャーデビューを果たし、初ヒットも記録した。それだけにドミニカ共和国メディア「Z101」でディレクターを務めるヘクター・ゴメス氏「ドミニカ共和国出身の選手が薬物違反で出場停止になる度に悲しさ、無力感、失望、そして残念な気持ちになる」と嘆いた。

 ネット上のファンは「最高の瞬間からどん底に落ちた」「反吐が出る」「たった数日でキャリアが終わるなんで、悲しい気持ちになる」「絶対に最短記録だろ」「戻ってくることを祈る」「22歳で禁止薬物違反なんてヤバい」「デビューしたばかりだろ」などと失望する声が相次いでいた。(Full-Count編集部)