名牝系からまたまた大物登場の予感あり。サリオスの甥となるサラコスティ(牡2、栗東・池添学厩舎)が、日曜京都5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。  サラコスティは父エピファネイア、母サロニカ、母の父ディープインパクトの血統…

 名牝系からまたまた大物登場の予感あり。サリオスの甥となるサラコスティ(牡2、栗東・池添学厩舎)が、日曜京都5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。

 サラコスティは父エピファネイア、母サロニカ、母の父ディープインパクトの血統。母は17年のエルフィンSの覇者。そのきょうだいには19年の朝日杯FSなど重賞4勝のサリオス、20年の府中牝馬Sを制したサラキア、22年のローズSで2着のサリエラ、昨年のアルテミスSで2着のサフィラなど、活躍馬がズラリと並ぶ。さらに祖母のサロミナは12年の独オークスの覇者。近親には21年のNHKマイルCを制したシュネルマイスターの名前もある。

 ここまで坂路とCWコースを併用して乗り込まれ、水準以上の時計をマークしている。鞍上にはルメール騎手を確保。来春の大舞台に向けて、きっちりと結果を残したい一戦となる。