男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が世界ランク41位のJ・シュトルフ(ドイツ)を6-2, 6-7 (1-7), 7-6 (7-3…

男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が世界ランク41位のJ・シュトルフ(ドイツ)を6-2, 6-7 (1-7), 7-6 (7-3)のフルセットで破り、ベスト4進出を果たした。
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全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)終了後の世界ランク更新で自身初の1位となった22歳のシナー。今大会は1位として最初のツアー大会出場となり、1回戦で世界ランク27位のT・フリークスポール(オランダ)、2回戦で同45位のF・マロジャン(ハンガリー)をいずれもフルセットで下し8強へと駒を進めた。
準々決勝、シナーは2回戦で第6シードのS・チチパス(ギリシャ)をストレートで破ったシュトルフに苦戦する。この試合、第1セットこそ2度のブレークに成功し先行したが、第2セットでは4度のブレークチャンスをいずれも決め切れずタイブレークに入ると、突き放されてセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットも7度のブレークチャンスを作りながら、いずれも凌がれる嫌な展開で再びタイブレークへ。しかし今度はシナーが振り切り、2時間30分の熱戦をものにした。
3試合連続のフルセットを制したシナーは準決勝で世界ランク42位のジャン・ジジェン(中国)と対戦する。ジャンは準々決勝で同44位のC・ユーバンクス(アメリカ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)と第5シードのH・フルカチュ(ポーランド)が勝利し4強入り。今大会のベスト4が出揃っている。

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