男子テニスのシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は20日にシングルス2回戦が行われ、世界ランク31位のJ・ドレイパー(イギリス)が同2位で第1シードのC・アルカラス(スペイン)を7-6 (7-3), 6-3…

男子テニスのシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は20日にシングルス2回戦が行われ、世界ランク31位のJ・ドレイパー(イギリス)が同2位で第1シードのC・アルカラス(スペイン)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで破り、3年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。試合後ドレイパーは「本当に大変な試合だった」と語った。
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22歳のドレイパーが同大会の本戦に出場するのは2年ぶり3度目。最高成績は2021年の8強入りとなっていた。
ドレイパーは前週のボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)でツアー初タイトルを獲得し今大会を迎えると、1回戦では世界ランク29位のM・ナヴォーネ(アルゼンチン)を下し2回戦に駒を進めた。
昨年の同大会とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で優勝を飾っているアルカラスとの顔合わせとなった2回戦、ドレイパーはファーストサービス時に82パーセントの確率でポイントを獲得しアルカラスにブレークを与えず。第1セットはタイブレークの末に獲得すると、第2セットは第6ゲームでリターンエースを決めてブレークに成功し、1時間39分でベスト8進出を決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはドレイパーのコメントが掲載されている。
「本当に大変な試合だった。カルロス(アルカラス)がディフェンディングチャンピオンであることは分かっていたし、昨年のウィンブルドン優勝者であることも分かっていた。彼は素晴らしい才能の持ち主で、このスポーツにとって素晴らしい存在だ。だから僕は本当に良いプレーをしなければならなかったし、幸運にも今日はそれができた。ありがとう」
勝利したドレイパーは準々決勝で第5シードのT・ポール(アメリカ)と対戦する。ポールは2回戦で世界ランク24位のA・タビロ(チリ)を下しての勝ち上がり。

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