女子テニスで元世界ランク8位のK・ムチョバ(チェコ)は24日に開幕するロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、WTA500)で昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来 約10か月ぶりの復帰を予定している…

女子テニスで元世界ランク8位のK・ムチョバ(チェコ)は24日に開幕するロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、WTA500)で昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来 約10か月ぶりの復帰を予定している。そのムチョバのインタビューが女子テニス協会WTAの公式サイトに掲載された。
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昨シーズン、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で準優勝を飾った27歳で現在世界ランク34位のムチョバ。その後、8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)でも準優勝すると続く全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では4強入りした。
好調のままに最終戦GNPセグロス・WTAファイナルズ(メキシコ/カンクン、ハード)への初出場を決めたものの全米オープンで負傷した右手首が完治せず欠場。その後、復帰の目途は立たず今年2月には手術を敢行したと報告していた。
そして今回、ムチョバは『CANAL+ Sport CZ』のインタビューに応じており、WTAの公式サイトにその内容が掲載された。
昨年の全米オープン以来 約10か月ぶりの復帰を果たすムチョバは「今週末にはチームとともにイーストボーンに飛び、ウィンブルドンに向けて試合に臨む予定。その後はクレーコートに戻り、ツアー大会に出場するか、オリンピックに出場するかもしれない」とコメントした。
右手首の負傷については「手術で右手首の緩んだ腱を治した。手術後は腕に6週間しっかりした添え木をはめ、その後2、3週間は手首に装置をつけて、徐々にリハビリとトレーニングを始めた」と語り、5月にトレーニングを行った際の感触について「手首がとても硬くなっていた。最初はフォークすら持てなかったから、フォアハンドやラケットの持ち方がどうしたらできるのかと自問自答していた」と明かした。
「自由になる時間はあまりなかった。リハビリはトレーニングやツアーの遠征に比べて、思っているよりずっと時間がかかるからね。腕に添え木をはめていた最初の数週間を除けば自由になる時間はなかったと思う。週末に海外へ出かけたり、家族のところへ行ったりしたけれど、それ以外は朝から晩までリハビリに努めた」
そのムチョバはロスシー国際に出場後、7月1日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)への出場を予定。さらに同月27日開幕のパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)参戦の可能性も残している。

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