秋に弾みをつける連勝となるか。友道康夫厩舎×金子真人オーナーの黄金タッグで注目を集めるフレミングフープ(牝3)が、日曜京都8Rの木屋町特別(3歳上・1勝クラス・芝2000m)に挑む。  フレミングフープは父ハーツクライ、母シーズアタイガ…

 秋に弾みをつける連勝となるか。友道康夫厩舎×金子真人オーナーの黄金タッグで注目を集めるフレミングフープ(牝3)が、日曜京都8Rの木屋町特別(3歳上・1勝クラス・芝2000m)に挑む。

 フレミングフープは父ハーツクライ、母シーズアタイガー、母の父Tale of the Catの血統。母は13年の米G1デルマーデビュータントSの覇者。全兄のダノンザタイガーは22年の東京スポーツ杯2歳Sの2着馬。21年のセレクトセール当歳では競り合いの末、金子真人ホールディングス(株)が牝馬では最高額となる2億円(税抜)で落札した。

 ここまで3戦1勝。昨年11月の新馬(京都芝1600m内回り)は追い込み届かず2着。続く未勝利(阪神芝1600m)は9着に終わったが、その後に立て直されて、半年ぶりだった前走の未勝利(京都芝1600m内回り)で初勝利を挙げた。着差こそ僅かに半馬身だったが、後方から外を回し、手応えに余裕を残しての差し切り。まさに力が違うという内容だった。

 今回は400m延びて初の2000mとなるが、血統やレースぶりから見て、難なくクリアできるだろう。ここを勝てば、同舞台の秋華賞への道も開ける。そういった意味でも落とせない一戦となる。