大谷がMLB公式が発表した最新のMVP模擬投票でナ・リーグ1位に輝いた(C)Getty Images  『MLB公式』サイトが、現地時間6月17日(日本時間18日)に今季3度目の模擬MVP投票の結果を発表し、ドジャース…

 

大谷がMLB公式が発表した最新のMVP模擬投票でナ・リーグ1位に輝いた(C)Getty Images

 

 『MLB公式』サイトが、現地時間6月17日(日本時間18日)に今季3度目の模擬MVP投票の結果を発表し、ドジャースの大谷翔平が1位票25票で、ナ・リーグ1位に輝いた。

 同サイトは「オオタニがトップに躍り出たことに本当に驚く人がいるだろうか? 常に驚異的なオオタニが健康でフルシーズンをプレーすることは、野球界で最も予測可能なことになりつつある」と紹介している。

【動画】リードオフマンの大谷翔平が躍動!右前適時打を放つシーン

 

 また、「チームメイトのムーキー・ベッツが手の骨折でしばらく欠場することになったため、オオタニが3度目のMVP獲得に挑む可能性は大いにある」とし、「両リーグで同賞を獲得した史上2人目の選手となるかもしれない」と記した。両リーグMVPは、過去には殿堂入りしたフランク・ロビンソンしか達成していない。また、「オオタニはMLB史上15人目の2年連続MVP受賞選手となるかもしれない」と、早くもその快挙達成に大きな期待が寄せられている。

 なお、第1回と第2回投票で1位だったベッツは16日のロイヤルズ戦での死球骨折を受けて今回は5位となっている。2位にはフィリーズのブライス・ハーパー(1位票9票)、3位はブレーブスのマルセル・オズナ(1位票6票)、4位にはブルワーズのウィリアム・コントレラス(1位票1票)がランクインした。ア・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジ(1位票38票)が1位となっている。

 今回ナ・リーグ1位となった大谷は、同17日に敵地で行われたロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。ベッツの離脱によりリードオフマンを任せられると、2回の第2打席で右前適時打、4回の第3打席では中堅への二塁打、さらに、6回の第4打席で左翼線への二塁打を放って3安打をマーク。

 8回の第5打席では四球を選んで4打席連続出塁を決めると、16個目の二盗にも成功してメジャー通算102盗塁を達成。2位の松井稼頭央に並ぶ日本人タイ記録をマークした。

 この試合の終了時点で打率.314、19本塁打、47打点、OPS.988を記録している。同サイトは「彼は今シーズン、ドジャースで最も安定した打者のひとりであり、4月5日以降、打率は.300を下回ったことがない。また、自身初の30-30シーズンに向けて順調に進んでおり、盗塁のペースが上がれば40-40も狙える」と、太鼓判を押した。

 さらに「オオタニはチームメイトさえも驚くほど、好調な状態を持続できることを何度も証明してきた。今後数か月以内に彼が好調な状態を保てば、MVPは彼のものになるかもしれない」と綴っている。

 大谷は6月後半に入って打撃が昇り調子となっており、その活躍はまさにMVPを獲得する勢いとなっているのは間違いない。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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