ロシアW杯へ向けたアジア最終予選グループBラスト2戦に臨む日本代表メンバーが24日に発表され、主将のMF長谷部誠(フラ…

ロシアW杯へ向けたアジア最終予選グループBラスト2戦に臨む日本代表メンバーが24日に発表され、主将のMF長谷部誠(フランクフルト)や本田圭佑(パチューカ)といった常連のほか、MF柴崎岳(ヘタフェ)、FW杉本健勇(C大阪)など、フレッシュなメンバーも選出された。
今回、最も注目を集めたのは負傷を抱えているFW大迫勇也(ケルン)のバックアップに誰を選ぶのかだった。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は事前にFW金崎夢生(鹿島)や杉本の名前を挙げていたが、今季C大阪でセンターフォワードとして覚醒し、ここまで得点ランク2位の14得点を挙げている杉本を選んだ。その杉本について指揮官は「2年間ずっとチェックし続けている。進化していて、フィジカル的にも良くなっている。高い質、テクニックを持っている選手」と評価した。
このほか、MF小林祐希(ヘーレンフェーン)が昨年11月以来、MF柴崎岳(ヘタフェ)が15年10月以来、FW武藤嘉紀(マインツ)が昨年9月以来の復帰となった。
現在、グループBの首位に立っている日本。グループ2位以内に入ればW杯出場決定だが、8月31日の豪州戦、9月5日のサウジアラビア戦の結果によっては、3位に転落する可能性もある。しかも、豪州は過去のW杯予選で一度も勝利していない相手。そんな厳しい状況に立ち向かう選手たちに向けてハリルホジッチ監督は「選手たちにはサムライになってもらわなければいけない。難しい状況だが、このチームにはそれができる」と話し、27名の選手たちに奮起を促した。
文:J:COMサッカー編集部