高木豊の助っ人通信簿 セ・リーグ編 外国人選手の出来は、チームの浮沈に影響を及ぼす。さて今季、助っ人たちのここまでの働きぶりは識者から見てどうなのか。かつて大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)で活躍し、現在は野球解説者やYouTub…

高木豊の助っ人通信簿 セ・リーグ編

 外国人選手の出来は、チームの浮沈に影響を及ぼす。さて今季、助っ人たちのここまでの働きぶりは識者から見てどうなのか。かつて大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)で活躍し、現在は野球解説者やYouTubeでも活動する高木豊氏が、外国人選手(野手/投手)の評価をチームごとに4段階【◎、〇、△、×】で評価した。

(※)成績は6月16日時点。一軍での出場がない選手、出場試合数が少ない選手に対してのコメントは省略(成績のみ掲載)しているが、評価の対象。育成選手は評価の対象外。中日のダヤン・ビシエドは今季から日本人枠の扱いだが、評価の対象とした。



5月上旬に巨人に加入し、即活躍しているヘルナンデス photo by Sankei Visual

【プロフィール】
高木豊(たかぎ・ゆたか)

1958年10月22日、山口県生まれ。1980年のドラフト3位で中央大学から横浜大洋ホエールズ(現・ 横浜DeNAベイスターズ)に入団。二塁手のスタメンを勝ち取り、加藤博一、屋鋪要とともに「スーパーカートリオ」として活躍。ベストナイン3回、盗塁王1回など、数々のタイトルを受賞した。通算打率.297、1716安打、321盗塁といった記録を残して1994年に現役を引退。2004年にはアテネ五輪に臨む日本代表の守備・走塁コーチ、DeNAのヘッドコーチを2012年から2年務めるなど指導者としても活躍。そのほか、野球解説やタレントなど幅広く活動し、2018年に開設したYouTubeチャンネルも人気を博している。