GI・3勝のドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が、宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)で史上5頭目の偉業に挑む。  ドウデュースは父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ、母の父Vindicationの血統。母は米で重賞2勝。…

 GI・3勝のドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が、宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)で史上5頭目の偉業に挑む。

 ドウデュースは父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ、母の父Vindicationの血統。母は米で重賞2勝。12年のBCフィリー&メアスプリントで2着の実績がある。

 ここまで13戦6勝。21年に阪神で朝日杯FS、22年に東京で日本ダービー、そして昨年は中山で有馬記念を制覇。JRA主場4場のうち、京都を除く3場でGIを制覇している。 昨春まで長期リニューアル工事をしていたこともあって、今回は初の京都。それだけに舞台適性が大きなカギとなるが、坂の下りで勢いをつけられるコース形態は合うだろう。

 主場4場でのGI制覇となればテイエムオペラオー、オルフェーヴル、ジェンティルドンナ、キタサンブラックに続き史上5頭目の偉業。新たな勲章を手にして、秋にフランスへ渡ることができるか、大いに注目したい。