【明治安田J1リーグ】セレッソ大阪 2-1 浦和レッズ(6月15日/ヨドコウ桜スタジアム)  セレッソ大阪のDF奥田勇斗が観客や視聴者を驚愕させた。桃山学院大学から今季加入したルーキーが、浦和レッズ戦で超絶ミドルシュートからJ1初ゴールを記…

【明治安田J1リーグ】セレッソ大阪 2-1 浦和レッズ(6月15日/ヨドコウ桜スタジアム)

 セレッソ大阪のDF奥田勇斗が観客や視聴者を驚愕させた。桃山学院大学から今季加入したルーキーが、浦和レッズ戦で超絶ミドルシュートからJ1初ゴールを記録。このスーパーゴールに「月間ベストゴール、頂きました」「ウルトラゴラッソ!」とサポーターが大熱狂している。

【映像】強烈カーブがかかった衝撃スーパーゴラッソの瞬間

 注目のシーンは、C大阪が1点リードで迎えた49分にコーナーキックから生まれた。キッカーのMFルーカス・フェルナンデスが蹴ったボールは、ニアサイドの相手DFにクリアされてボックス外へ。このボールに反応した奥田が、ゴールまで約30メートルの距離から躊躇なく右足を振り抜いた。右足インステップでうまくバウンドに合わせてボールの芯を捉えた強烈なシュートは強烈なカーブがかかり、浦和のGK西川周作の手をすり抜けて、ゴール左隅の“神コース”に突き刺さった。

 スタジアムを震撼させた一撃は、奥田にとって記念すべきJ1初ゴール。奥田はチームメイトからの祝福を受けると、ベンチに走りコーチ陣とも喜びを分かち合い、ピッチ内とベンチ前の2か所に歓喜の輪が咲いた。

 解説を務めた橋本英郎氏は「打った本人もビックリしてましたよね。すごいシュートでしたね。曲がっていっているようにも見えましたね、すごい」とコメント。衝撃のゴールに驚きを隠せない様子を見せた。

 SNSでは「月間ベストゴール、頂きました」「奥田くんほんまに最高や」「まさにゴラッソ」「サクラの未来も明るい」「バケモン」「凄すぎて叫んだ」「奥田くんバレるの早すぎるて」「ウルトラゴラッソ!」など、大興奮のコメントが相次いだ。

 奥田は試合後のインタビューで、「自分もビックリするゴールだったので、あまり覚えていないんですけど、すごい歓声が聞こえたので気持ちよかったです」とコメント。歓喜の瞬間を振り返った。

 その後、海外移籍の準備をすべくチームを離脱したDF毎熊晟矢について聞かれると、「(同じポジションの)毎熊くんに恥じないプレーをすることはいつも心掛けていますし、プレーを見ていろんなものを吸収してきた。今日は自分がスタメンだったので、しっかりと勝って送り出せるようにという気持ちで臨みました」とコメント。背番号16の前任者でもある、大学の先輩への思いを口にした。

 新進気鋭の右SBが叩き込んだゴラッソが結果的に決勝点となり、C大阪は浦和に2-1で勝利。ホームで2か月ぶりに桜が咲き誇った。

(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)

【映像】強烈カーブがかかった衝撃スーパーゴラッソの瞬間