【MLB】ドジャース3-0ロイヤルズ(6月16日・日本時間17日/ロサンゼルス)  ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でロイヤルズ戦に出場し、今季初となる2打席連続ホームランを放つなど、3打数2安打2打点の成績を残した。大谷の活躍もあ…

【MLB】ドジャース3-0ロイヤルズ(6月16日・日本時間17日/ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でロイヤルズ戦に出場し、今季初となる2打席連続ホームランを放つなど、3打数2安打2打点の成績を残した。大谷の活躍もあり、チームはカード勝ち越しを決めた。

【映像】完璧!大谷翔平、特大の18号

 前日の試合では3打数無安打1四球に終わり、2試合ぶりのノーヒットとなった大谷。今季はここまで69試合に出場し、275打数、84安打、44打点、17本塁打、打率.305、OPS.948の成績を残していた。

 毎年好調な6月だが、今年は13試合で51打数11安打6打点3本塁打、打率.216と低迷。注目のホームランは11日(日本時間12日)12日(同13日)のレンジャーズ戦で2試合連発となって以降は出ておらず。ナ・リーグ本塁打王のオズナに3本差の2位に付けていた。

 現地16日の『父の日』に行われた試合の初回、1死ランナーなしで最初の打席を迎えた大谷は、3-1からの5球目を引っ張り込んだ大きな当たりとなったがこれはファウルゾーンへ。直後に四球を選んで出塁した。

 迎えた3回、1死ランナーなしで迎えた第2打席では、カウント2-1から真ん中低めに投じられたシンカーを捉えると、打球は左中間スタンドに一直線。114.3マイル(約183.9キロ)、451フィート(約137.5メートル)の一発は、自身4試合ぶりとなる今季18号アーチとなった。

 すると6回、先頭で迎えた第3打席は、初球の内角低めへ投じられたスライダーを捉えると、打球はライトスタンドへ。110.7マイル(約178.2キロ)、400フィート(約121.9メートル)を計測したあたりは第19号アーチとなり、今季初の2打席連続弾を放った。

 7回には2死一、二塁のチャンスで第4打席が回ってきたが、ここはセンターフライに倒れる。この日は3打数2安打1四球2打点の活躍を見せた。

 なお試合は、6回に大谷がホームランを放った直後、3番・フリーマン内野手もスタンドに放り込み2者連発。ドジャースが一発攻勢を見せると、投げては先発のグラスノー投手が7回、3安打、9奪三振の好投を見せるなど投打が噛み合い、カード勝ち越しを決めた。一方で、7回にはベッツ内野手が死球を受けてプレー続行が不可能になるなど、不安要素もある一戦となった。また前日には山本由伸が緊急降板している。試合後のインタビューで大谷は「打ち方も含めて毎日よくなるように努力しています。良い結果につながってよかったです」と2本塁打を振り返ると、ベッツ・山本に対しては「少しチームにとってタフな瞬間が続いている。みんなでカバーできるように。早く戻ってこられるように祈っています」と気遣っていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)