バレー女子日本代表がセルビアを圧倒した(C)Getty Images バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)は6月15日、福岡・北九州市で1次リーグ最終週が行われ、6大会連続でのパリ五輪出場が決まった日本(世界ランク7位)はセル…

バレー女子日本代表がセルビアを圧倒した(C)Getty Images

 バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)は6月15日、福岡・北九州市で1次リーグ最終週が行われ、6大会連続でのパリ五輪出場が決まった日本(世界ランク7位)はセルビア(同9位)と対戦し、セットカウント3-0で勝利。通算成績を8勝3敗とした。

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 この日、アウトサイドヒッターの黒後愛に代わり、同ポジションの田中瑞稀を登録した日本。第1セットは、石川真佑、古賀紗理那のスパイク、地元福岡出身の荒木彩花のブロックなどで優位に進めるが、終盤には21-20とセルビアに1点差に追い上げられる。しかし、古賀のスパイクで22-20とすると、最後は山田二千華が速攻を決めて25-22とこのセットを先取した。
 
 第2セットは、石川、林琴奈のサービスエース、岩崎こよみのブロックが決まるなど、序盤からリードを大きく広げる。中盤から徐々に追い上げられたが、終盤に宮部藍梨、林のスパイクが決まり、最後も宮部が決めて25-18で連取した。

 第3セットも奪い、福岡ラウンドで初披露の青いユニフォームを着用した日本は、2021年東京五輪銅メダルで赤いユニフォームのセルビアを相手にストレート勝ちを収めた。パリ五輪でもライバルとなる相手を圧倒した。

 日本は1次リーグ7位以内が確定しており、20日からタイ・バンコクで行われる決勝トーナメントへの進出が決定している。五輪を見据え、16日は米国と対戦する。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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