2024年6月15日 岸和田競輪令和6年能登半島地震復興支援競輪大阪・関西万博協賛第75回高松宮記念杯競輪G1(4日目)【今開催レポート】前検日 初日 2日目 3日目 4日目※決勝進出のチャリレンジャー前日インタビューはこちら*******…

2024年6月15日 岸和田競輪
令和6年能登半島地震復興支援競輪
大阪・関西万博協賛
第75回高松宮記念杯競輪G1(4日目)

【今開催レポート】
前検日 初日 2日目 3日目 4日目

※決勝進出のチャリレンジャー前日インタビューはこちら

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【高松宮記念杯競輪(5日目)9R=東準決勝】
1/眞杉匠(SS・栃木113期)
2/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
3/北井佑季(S1・神奈川119期)
4/小林泰正(S1・群馬113期)
5/平原康多(S1・埼玉87期)
6/新田祐大(S1・福島90期)
7/諸橋愛(S1・新潟79期)
8/宿口陽一(S1・埼玉91期)
9/松井宏佑(S1・神奈川113期)



赤板で松井宏佑が小林泰正を抑えると、松井はペースを上げて先行態勢に入っていく。松井の先行で一本棒となり、3番手は小林、車間のあいた5番手で眞杉、8番手で新田の隊列で打鐘、最終HSを通過。松井の番手の北井は、最終2コーナーから捲りを打つ。眞杉も捲りで差を詰めるが、前団は捕えきれない。抜け出した北井が後続を振り切り1着。2着に小林、3着に諸橋が入線した。

※9Rレース結果



1着/北井佑季(S1・神奈川119期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:予2・予2・青9・準1
G1優勝:0回
G1決勝:2回目(24年2月全日本選抜以来)

スタートで取れた位置から流れの中でしっかり仕掛ける作戦。(松井は)どんどんかかっていくような、気持ちのこもった走りでした。小林泰正さんが3番手も分かっていて、後方から眞杉さん、新田さんがホームから仕掛けてくるかなと見ながら踏んだ感じです。本当にいいペースだったので、自分がしっかり踏み切れることを考えて踏んでいきました。普段より風切る距離は短いし、前の頑張りという感じですが、脚の感じは日に日に良くなっていると思います。前回のG1も勝ち上がれなかったし、今回は前の頑張りでつかめたので、チャンスなのかなと思います。今日も厳しいレースでしたが、明日は一番厳しくなる。すべてがそろわないと1着取れないと思うし、すべてそろえる気持ちの準備をしていきたいです。強い気持ちを持って臨みます。

決勝は、郡司(浩平)さんの後ろ。番手。



2着/小林泰正(S1・群馬113期)
今回成績:予7・予3・二2・準2
G1優勝:0回
G1決勝:2回目(24年4月日本選手権以来)

(関東は)別線なので他のラインと同じように考えていました。後ろか前しか取れないと思っていましたが、あの展開は予想していませんでした。松井さんもあんなにふかしていくとは思っていませんでしたね。後ろで眞杉が車間を切っていたので、来るタイミングで自分も行こうと思っていましたが、それよりも先に北井さんが番手捲りをしたので、付いていくだけでキツかったです。正直、情けない。自力としての走りは何もできてないし、運が良かっただけ。ただ、前々にはいようと思ったので、その結果で上がれたのは、普段のレースを心がけたのは良かったと思います。前回のG1(日本選手権)は出し切れずに終わったので、出し切れるレースを決勝でやりたいです。(脚の感じは)前回よりは良くないですが、日に日には良くなっているので、しっかりケアして明日に備えます。

決勝は、1人で。前々に行きます。

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【高松宮記念杯競輪(5日目)10R=西準決勝】
1/清水裕友(SS・山口105期)
2/南修二(S1・大阪88期)
3/三谷将太(S1・奈良92期)
4/荒井崇博(S1・長崎82期)
5/窓場千加頼(S1・京都100期)
6/志智俊夫(S1・岐阜71期)
7/北津留翼(S1・福岡90期)
8/犬伏湧也(S1・徳島119期)
9/脇本雄太(SS・福井94期)



赤板過ぎに犬伏が北津留を抑えて先頭も、すぐさま脇本も上昇して、打鐘前に犬伏をかわして主導権を握っていく。脇本には南が続き、3番手に犬伏、6番手に窓場、8番手に北津留で最終HSを通過。最終2コーナーで犬伏は捲りを打つと、脇本マークの南のけん制も越えて、脇本に迫るが、脇本も踏み返して先手を譲らない。脇本はそのまま逃げ切り1着ゴール。2着も南で近畿ワンツー。3着は犬伏が入線した。

※10Rレース結果



1着/脇本雄太(SS・福井94期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:予7・予1・白1・準1
G1優勝:7回(22年8月オールスター)
高松宮記念杯の優勝:1回(20年6月和歌山)

位置取りも拘らず、取れた位置から仕掛けようと思っていました。付いていかない選択肢もありましたが、並び上で仕掛けた方がいいと、とっさの判断でいったので、それがいい方に行きました。2走目で先行している分、慣れているので、しっかり先行できたかなと思います。紙一重の戦いでした。ラインで決まって良かったです、そこが本当に大きいです。年齢も重ねているので、かなり疲労はたまっている感覚もありますが。しっかり疲労が取れるようにケアしたいと思います。(気持ちは)上向いています。昨年も近畿はしっかり勝ち上がっているし、今年もしっかり気持ちを入れて頑張ります。

決勝は、近畿3人しっかり並んで、僕が先頭で自力。しっかり頑張ります。



2着/南修二(S1・大阪88期)
今回成績:予2・予2・白8・準2
G1優勝:0回
G1決勝:8回目(24年2月全日本選抜以来)
高松宮記念杯の決勝:3回目(13年6月以来)

(脇本とは)脚力がだいぶ違うので、追走を離れないようにだけという感じでした。打鐘はすんなり出られたので、すごいかかるような雰囲気がありました。僕の脚が無くて、全部(脇本)ひとりにさせる形になりましたね。何とかしのいだというか、自分の力で乗れた感覚は全くないです。自分的には悪くない感じですが、脚力差を感じます。状態は問題ない。しっかり形あるレースを作りたいと思います。

決勝は、近畿の3番手。

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【高松宮記念杯競輪(5日目)11R=東準決勝】
1/新山響平(SS・青森107期)
2/郡司浩平(S1・神奈川99期)
3/吉田拓矢(S1・茨城107期)
4/和田真久留(S1・神奈川99期)
5/武藤龍生(S1・埼玉98期)
6/吉澤純平(S1・茨城101期)
7/深谷知広(SS・静岡96期)
8/成田和也(S1・福島88期)
9/森田優弥(S2・埼玉113期)



赤板で吉田拓矢が上昇すると、前受けの森田が突っ張る。新山も打鐘前に仕掛けると、これも森田が突っ張っていく。森田が先行し、最終HSで3番手を吉田が奪取。新山は3番手外並走から、再度2コーナーから仕掛けるが、最終1コーナーで8番手から自力に転じた郡司が大外一気の捲りで森田、新山を捕える。最終2センターで捲り切った郡司が押し切り1着。2着にマークの和田真久留で神奈川同期のワンツー。3着に新山が入線した。

※11Rレース結果



1着/郡司浩平(S1・神奈川99期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:予1・予1・青2・準1
G1優勝:3回(24年2月全日本選抜)
高松宮記念杯の決勝:3年連続4回目(23年6月以来)

初手はどんな感じかなと思って様子見て中団で、あとは任せていました。(深谷が)並走で、ここで勝負するんだなと。ただペースが一回上がって、また詰まったので、決めきれず最終HSで下がる形になったので、そこが難しかったです。最終HSでバック踏んで、あそこから3人が届くのは厳しい判断をして、真久留もいますし、自力に転じさせていただきました。全体的にみんなが脚を使っていましたし、それだけ捲りも伸びたのかなと思います。自力も出せて、番手戦も余裕を持って臨めているので、思っている以上に状態はいいです。また南関全体でうまく盛り上がっているので、自分が絶対に勝ち上がらないといけないと思っていました。神奈川で連携して、力を合わせて他地区に挑みたいですね。

決勝は、先頭で自力。



2着/和田真久留(S1・神奈川99期)
今回成績:予3・予1・青3・準2
G1優勝:0回
G1決勝:2回目(19年2月全日本選抜以来)

深谷さんが内に行って、ちょっと想定とは違うレース展開でした。位置を守ることだけで、ああいうタイミングになると、しめこまれて僕だけ付いていけない場合があるので、そこだけ気を付けていました。(郡司は)最終HSは難しい判断だと思うし、どうするのかなという半々の気持ちで、踏み出すまでは分からなかったです。郡司君もキツかったと思います。僕もさらに後ろでキツかったですね。1回は自力の番組になるかなと思いましたが、南関の自力選手が豊富で、恵まれて決勝に来られたと思います。前回のG1は単騎でしたが、明日はラインできると思うし、また違う緊張感で臨めると思います。精いっぱい頑張るだけですね。

決勝は、神奈川3番手。



3着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:予1・予1・青4・準3
G1優勝:1回(22年11月競輪祭)
高松宮記念杯の決勝:2年連続2回目(23年6月以来)

僕の仕事としてはしっかり切らなくてはいけなかったので、隙を見せてしまって、成田さんに迷惑をかけてしまいました。1回突っ張っていますし、僕を待つ形かなと思いましたが、あそこで脚を温存する形になってしまって、そこで足元をすくわれました。外並走になって、深谷さんなりが来るだろうと思っていたので、ガムシャラに森田だけは越えようと思いました。内容は良くないですけど、あれで3着なので悪くはないかなと。優勝を目指して、一生懸命、頑張ります。

決勝は、自力です。

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【高松宮記念杯競輪(5日目)12R=西準決勝】
1/寺崎浩平(S1・福井117期)
2/浅井康太(S1・三重90期)
3/三谷竜生(S1・奈良101期)
4/山本伸一(S1・奈良101期)
5/古性優作(SS・大阪100期)
6/野田源一(S1・福岡81期)
7/山田久徳(S1・京都93期)
8/桑原大志(S1・山口80期)
9/藤井侑吾(S2・愛知115期)



まず赤板過ぎに寺崎が藤井を抑えて先頭、4番手に藤井、7番手に三谷の隊列になる。三谷は赤板2コーナーから仕掛けると、寺崎もペースを上げて先行態勢に入っていく。最終HSで三谷は3番手に降りて山田と並走。山田の後位は桑原が入る。最終HSで7番手から藤井も捲りを打つが、寺崎マークの古性がうまくけん制。3番手の並走は山田が位置をキープする。最後の直線で古性が差し脚を伸ばして1着。直線外に持ち出して伸びた桑原が2着。山田が3着に入線した。

※12Rレース結果



1着/古性優作(SS・大阪100期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:予1・予1・白2・準1
G1優勝:6回(23年10月寛仁親王牌)
高松宮記念杯の優勝:2回(23年岸和田、2連覇中)

(初手は)想定外でした。(三谷が)先に切らなかったですし、あれだと緩んだ瞬間をめがけてくるかなと思っていたので、そこは想定しました。全部見えていましたし、(山本)伸一さんが切り替えて捲ってきたのも、冷静に見えていたのですが、ジリジリ来たので。止めに行くよりも、伸一さんが付いてきたのが不気味だったので、煽りを作ったのですが、結果的には前にも後ろにも迷惑をかけました。南さんにもアドバイスをもらって修正したいです。状態は変わらずいいと思うので。シンプルに脚力が上がっているかなと。しっかり獲れる準備もしてきたので、あとはしっかり頑張ります。

決勝は、脇本さんの後ろを回らせていただきますし、ラインで決まるように、とにかくしっかり力を出し切って頑張りたいと思います。



2着/桑原大志(S1・山口80期)
今回成績:予4・予6・二1・準2
G1優勝:0回
G1決勝:2回目(17年5月日本選手権以来)
高松宮記念杯の決勝:初

(作戦は)自分なりに考えて、スタートの皆の位置で決めようと思っていました。チャンスあるかなと考えているくらいでした。(2回目のG1決勝は)とても嬉しいです。決勝に乗れているので、(状態は)ダメと言ったら怒られそうだし、いいと思います。普通の感じで、いい悪いはなく、保っている感じですね。

決勝は、新山(響平)君の番手。

※成績の「青」は青龍賞、「白」は白虎賞
G1優勝の( )は前回G1優勝開催
G1決勝の( )は前回のG1優出開催

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【高松宮記念杯競輪(最終日)12R=決勝】
1/南修二(S1・大阪88期)
2/新山響平(SS・青森107期)
3/郡司浩平(S1・神奈川99期)
4/小林泰正(S1・群馬113期)
5/脇本雄太(SS・福井94期)
6/桑原大志(S1・山口80期)
7/古性優作(SS・大阪100期)
8/和田真久留(S1・神奈川99期)
9/北井佑季(S1・神奈川119期)

注目の並び想定は、
5脇本-7古性-1南
3郡司-9北井-8和田
2新山-6桑原
4小林(単騎)

決勝は、脇本雄太の後ろに古性優作、南修二の3車で結束する近畿ライン。
新山響平には、桑原大志が付く青森、山口の混成2車ライン。
郡司浩平の番手には、北井佑季が付きその後ろを和田真久留が固める神奈川3車ライン。
小林泰正は単騎の競走となった。

それぞれのラインの先頭に力強い自力を持つ選手が揃った決勝。2走目、4走目と先行逃げ切りで調子が悪いとは思えないほどの力を発揮する脇本が、ここも主導権を握ってくるか。そうなると古性の3連覇や南の初タイトル奪取が見えてきそう。しかし、すでにKEIRINグランプリ2024の出場権を獲得している郡司が、ラインの先頭で北井を引き出す競走をしてくる可能性も濃厚で、そうなると北井や和田のG1初優勝もあるか。また、力強い先行力に準決勝で見せた粘りを持つ新山のや単騎だが一発逆転もありそうな小林の動向も気になるところだ。一瞬も目が離せない決勝に注目です。

※高松宮記念杯競輪G1(5日目)注目レースピックアップは次ページをご覧ください!

\5日目注目レース・ピックアップ/
【5日目1R=S級一般】


「次に繋げたい結果」
1着/小松崎大地(S1・福島99期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)

しっかり相手の動きを見て、立ち回ろうと思いました。(自転車の進み具合は)上向きだと思います。今日の結果には満足。全てが悪い方向に噛み合っている感じなので、今日は余計なことを考えず、できることをやらないといけないと思ったので、いい意味で開き直っていけました。今後に繋げたいと思います。

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【過去の高松宮記念杯競輪プレイバック】
2023年6月高松宮記念杯競輪(岸和田)
優勝:古性優作
2022年6月高松宮記念杯競輪(岸和田)
優勝:古性優作
2021年6月高松宮記念杯競輪(岸和田)
優勝:宿口陽一
2020年6月高松宮記念杯競輪(和歌山)
優勝:脇本雄太
2019年6月高松宮記念杯競輪(岸和田)
優勝:中川誠一郎
2018年6月高松宮記念杯競輪(岸和田)
優勝:三谷竜生
2017年6月高松宮記念杯競輪(岸和田)
優勝:新田祐大

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