男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は14日、シングルス準々決勝が行われ、第6シードで世界ランク40位のJ・ドレイパー(イギリス)が第4シードで同28位のF・ティアフォー(アメリカ)を5-7, 6-4…

男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は14日、シングルス準々決勝が行われ、第6シードで世界ランク40位のJ・ドレイパー(イギリス)が第4シードで同28位のF・ティアフォー(アメリカ)を5-7, 6-4, 7-6 (7-1)の逆転で破り、ベスト4進出を果たした。
22歳のドレイパーは現在、世界ランク39位のC・ノリー(イギリス)に次ぎイギリス勢2番手の世界ランキングを保持しており、イギリス勢男子ではトップ100内で最年少、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を控えるイギリス期待の選手の1人だ。
今大会は1回戦で世界ランク52位のS・オフナー(オーストリア)、2回戦で同54位のM・ギロン(アメリカ)を撃破し8強入りした。
準々決勝、ドレイパーはサービスエースを量産する。第1セットは落としたものの、第2セットはティアフォーに1度もブレークポイントを与えることなくセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットでは互いにブレークが生まれずタイブレークに入るが、ティアフォーにわずか1ポイントしか与えずに2時間6分で接戦を制した。ドレイパーはこの試合で31本ものサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得した。
準決勝では世界ランク70位のB・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。ナカシマは準々決勝で第7シードのJ・シュトルフ(ドイツ)と対戦予定だったが、シュトルフが試合前に棄権したため4強へと駒を進めた。
同日には第5シードのL・ムセッティ(イタリア)や元世界ランク6位のM・ベレッティーニ(イタリア)がベスト4進出を決めている。

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