【MLB】ドジャース1-3レンジャーズ(6月13日・日本時間14日/ロサンゼルス)  本人が選んだだけあって、目の肥えた野球ファンが見てもそっくりなフォームだった。ドジャースタジアムで山本由伸投手のボブルヘッド人形が配布されたことを記念して…

【MLB】ドジャース1-3レンジャーズ(6月13日・日本時間14日/ロサンゼルス)

 本人が選んだだけあって、目の肥えた野球ファンが見てもそっくりなフォームだった。ドジャースタジアムで山本由伸投手のボブルヘッド人形が配布されたことを記念して、この日の始球式では山本が捕手役を務めることに。自ら公募の中から選んだという9歳の少年投手が堂々とした投げっぷりを披露したが、そのフォームが山本にそっくりだと全米で話題になっている。

【映像】将来はメジャーリーガー?山本そっくりのフォーム

 山本の投球フォームの特徴といえば、打者に正対してから左足を軽く引き、そこから勢いをつけて踏み出すが、多くの投手が膝を上げて反動をつけるところ、山本の場合はマウンドに滑らせるようにスッと出していく。最近では最初から打者に対して横向きのセットポジションから投げる投手も増えている中、いろいろと独自に研究を重ねた結果、日本最高峰投手へと上り詰めた。

 今回の始球式は、登板する人を山本自らXで希望者を募ることとなり、選ばれたのが9歳の少年。背番号18が入った山本のレプリカユニフォームに来て登場すると、捕手役の山本目がけて思い切り投げ込んだ。

 ボールは山本が得意とするシュート気味のスプリットも、もしくはツーシームのような軌道を右打者の内角低めいっぱいに決まるストライク。山本も期待以上のボールが来たのか、満面の笑みでキャッチングし、その後の記念撮影に収まっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)