14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場2…

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。

今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。

■スコットランド代表

出場回数:2大会連続4回目

最高成績:グループステージ敗退(1992、1996、2020)

ユーロ2020結果:グループステージ敗退

予選結果:グループA・2位

監督:スティーブ・クラーク

◆注目選手

MFスコット・マクトミネイ(マンチェスター・ユナイテッド)

1996年12月8日(27歳)

ドイツ代表との開幕ゲームに指名されたスコットランド代表。大会直前にもリンドン・ダイクスらが負傷離脱と欠場者が多いが、キャプテンのアンドリュー・ロバートソンをはじめ、ジョン・マッギンやカラム・マクレガーら経験豊かな選手が揃う。そうした顔ぶれで初のグループステージ突破を目指すなか、注目したい1人がスコット・マクトミネイだ。

今季のユナイテッドでは当初こそ出番を待つ日々が続いたが、ケガ人続きのチーム事情も追い風となり、終わってみれば公式戦43試合に出場。その出場数は49試合を記録した2020–21シーズンの自己ベストに次ぐもので、個人としてもこのユーロを良い状態で迎えると言っていい。

そんな27歳MFは中盤の選手だが、クラブと代表のそれぞれでFW顔負けの得点感覚を発揮して異彩。ユナイテッドで自己最多のシーズン10ゴールを決めたなか、代表でもユーロ予選の8試合で7得点とゴールゲッターとしての顔を見せ、2大会連続の本大会行きに大きく貢献した。

今大会の代表では今季のハーツで公式戦31ゴールのローレンス・シャンクランドといったアタッカーもいるが、190cmオーバーのサイズも生かしてゴールに向かっていくユナイテッドMFのプレーもチームの攻撃において武器の1つ。本大会でも予選のように得点感覚を発揮するようだと、ホスト国と同居の厳しい組でチームも勢いに乗るはずだ。

◆試合日程

6月14日(金)

《28:00》※開幕戦

【A】ドイツ代表 vs スコットランド代表

6月19日(水)

《28:00》

【A】スコットランド代表 vsスイス代表

6月23日(日)

《28:00》

【A】スコットランド代表 vs ハンガリー代表

◆招集メンバー

GK

1.アンガス・ガン(ノリッジ・シティ/イングランド)

12.リアム・ケリー(マザーウェル)

21.ザンダー・クラーク(ハート・オブ・ミドロシアン)

DF

2.アンソニー・ラルストン(セルティック)

3.アンドリュー・ロバートソン(リバプール/イングランド)

5.グラント・ハンリー(ノリッジ・シティ/イングランド)

6.キーラン・ティアニー(レアル・ソシエダ/スペイン)

13.ジャック・ヘンドリー(アル・イテファク/サウジアラビア)

15.ライアン・ポーテアス(ワトフォード/イングランド)

16.リアム・クーパー(リーズ・ユナイテッド/イングランド)

22.ロス・マクローリー(ブリストル・シティ/イングランド)

24.グレッグ・テイラー(セルティック)

26.スコット・マッケンナ(コペンハーゲン/デンマーク)

MF

4.スコット・マクトミネイ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)

7.ジョン・マッギン(アストン・ビラ/イングランド)

8.カラム・マクレガー(セルティック)

14.ビリー・ギルモア(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)

17.スチュアート・アームストロング(サウサンプトン/イングランド)

18.ルイス・モーガン(ニューヨーク・レッドブルズ/アメリカ)

20.ライアン・ジャック(レンジャーズ)

23.ケニー・マクリーン(ノリッジ・シティ/イングランド)

25.ジェームズ・フォレスト(セルティック)

FW

9.ローレンス・シャンクランド(ハート・オブ・ミドロシアン)

10.チェ・アダムス(サウサンプトン/イングランド)

11.ライアン・クリスティ(ボーンマス/イングランド)

19.トミー・コンウェイ(ブリストル・シティ/イングランド)