【MLB】ドジャース1-3レンジャーズ(6月13日・日本時間14日/ロサンゼルス)  大チャンスで登場したドジャース大谷翔平投手が、大きく体勢を崩しての空振り三振に満員の球場がどよめいた。2点を追う8回1死一、二塁から第4打席を迎えたが、レ…

【MLB】ドジャース1-3レンジャーズ(6月13日・日本時間14日/ロサンゼルス)

 大チャンスで登場したドジャース大谷翔平投手が、大きく体勢を崩しての空振り三振に満員の球場がどよめいた。2点を追う8回1死一、二塁から第4打席を迎えたが、レンジャーズの39歳ベテラン右腕ロバートソンが投じた変化球に、バランスを崩すように空振り。大きくバットとボールが離れた様子に、球場からも大きなどよめきが起こった。

【映像】大谷のスイングが崩壊…ロバートソンの落差112センチのカーブ

 大谷はエンゼルス時代の同僚でもあった先発ロレンゼンの前にセカンドゴロ、レフトライナー、セカンドゴロといいところなし。それでも8回、2番手のロバートソンが先頭のビジオに四球、続くバーンズにライト前ヒットを打たれ無死一、二塁とピンチを招いた。ただこのロバートソン、前日にベッツ・大谷・フリーマンという強打者MVPトリオ「MV3」から史上初めて3者連続三振を奪ったとして注目を集めた投手。すると1番ベッツから、前日と同じように空振り三振を奪って、打者・大谷を迎えた。

 大谷の頭にも前日のシーンがちらついたかは不明だが初球見逃しストライク、2球目はファウルとカウント0-2とあっさり追い込まれたところ、3球目は大きく縦に割れるナックルカーブが投げ込まれた。ホームベースの手前で弾むような完全なボール球だったが、落差44インチ(約112センチ)という変化量に、大谷は体勢を崩しながらのスイングに。バットに当たるはずもなく、あえなく三振に倒れてしまった。

 前日、前々日と打った瞬間ホームランとわかる完璧な当たりを放ち、いよいよ完全復調と思われていたが、この大チャンスで痛恨の三振。球場からも大きなため息とどよめきが起きた。なお3番フリーマンも空振り三振。ロバートソンは、2夜連続でMV3から3三振という大快挙を達成した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)