【MLB】ドジャース2−3レンジャーズ(6月12日・日本時間13日/ロサンゼルス)  ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。第1打席で2試合連続アーチとなる先制の17号ソロを放った。相手はアメリカン・リーグで2番目に“ホームラ…

【MLB】ドジャース2−3レンジャーズ(6月12日・日本時間13日/ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。第1打席で2試合連続アーチとなる先制の17号ソロを放った。相手はアメリカン・リーグで2番目に“ホームランを打たれない投手”だったが、大谷には関係なし。理不尽な一発に思わず愕然のリアクションを見せた。

【映像】相手投手が“ホームラン確信”で悔しがった瞬間

 前日の同カードで5試合ぶりとなる16号を放ち、いよいよ調子が上がってきた大谷。この日のレンジャーズ先発グレイはここまで被本塁打率がアメリカン・リーグ2位の0.30、50イニング連続で被本塁打ゼロを継続中と“ホームランを打たれない”投手だが、一方で大谷はグレイと相性が良く、昨季まで通算10打数4安打の打率4割、2本塁打と得意にしている。しかもそのうちの1本は飛距離130メートル超えの特大の1発だった。

 そのグレイに対し大谷は第1打席、フルカウントまで持ち込むと、6球目の真ん中寄りに甘く入ったスライダーを見逃さず完璧に捉える。大谷本人もホームランを確信したように行方を見つめた当たりは、そのまま右中間スタンドへ。飛距離129メートルの先制弾となった。

 打たれたグレイは「えっ?」と驚いたように打球を振り返ると、被弾を確信し脱力。その後も右中間スタンドを眺めながら、「あそこまで飛ばされるかね」とでも言っているように悔しそうに何かつぶやいていた。

 この試合の解説を務めた元メジャーリーガーの川上憲伸氏は「勝負にいってはいけないのに、ちょっと色気が出てしまった」とストライクゾーンに投げてしまった投手の心情を分析。同じく解説のAKI猪瀬氏は「ここまでグレイは被本塁打率0.30と今年ほとんどホームランを打たれないのに、大谷には打たれちゃう」とグレイに強い大谷を称えた。

 2試合連続となる大谷の“確信弾”に中継を視聴していたファンも大盛り上がり。「グレイからホームラン打つのえぐい」「さすが大谷さん!」「じっくり見てから、一振りで決めるところがかっこいい!」と絶賛する声のほか、「グレイ 諦め顔w」「心折れたグレイ」「グレイ『なんやねんあいつ』」など、悔しそうな表情を見せたグレイの心情を代弁するようなコメントも見られた。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)