【MLB】ドジャース-レンジャーズ(6月12日・日本時間13日/ロサンゼルス)  ドジャースの大谷翔平投手がレンジャーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。第1打席で顔面付近を通過するヒヤリとする1球に仰け反り、大声で何かを叫ぶ場面があった直…

【MLB】ドジャース-レンジャーズ(6月12日・日本時間13日/ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手がレンジャーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。第1打席で顔面付近を通過するヒヤリとする1球に仰け反り、大声で何かを叫ぶ場面があった直後、次のボールを右中間スタンドに放り込む完璧な1発を放った。際どい内角攻めに対する回答は“コレ”とばかりの、危険な投球直後の怒りの1発だった。

【映像】大谷、危険な一球直後に“一発回答”の特大17号

 レンジャーズの先発は今季2勝2敗、防御率2.12の右腕グレイ。1回の大谷の第1打席で、カウント2-2からの5球目、グレイはインコース高めに96.3マイル(約154.9キロ)のストレートを投げこむ。これが大谷の顔面方向に外れ、大きくのけぞった大谷は“あぶねー!”とでも言っているかのように大声で何かを叫んだ。

 これでフルカウントとなった直後の6球目、スライダーが真ん中寄りに入ってくると、大谷は狙いすましたように完璧に捉える。快音を響かせた打球は綺麗な放物線を描いて右中間スタンドに吸い込まれる打球速度169キロ、飛距離129メートルの2試合連続17号となった。

 直前のボールに対する怒りの1発のようにも見えたホームランに、視聴者も「強すぎないかこの男」「鳥肌たった」と痺れた様子。2試合連続となる“確信弾”に「遅ればせながら6月谷きました」「夏の大谷大好き」「6月谷降臨」「これが6月谷か」と待ちわびたという声も続出した。

 手応え十分といった様子の大谷は、ダイヤモンドを1周し終えるといつも以上のにこやかな笑顔でチームメートの祝福に応えていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)