【MLB】ドジャース15−2レンジャーズ(6月11日・日本時間12日/ロサンゼルス)  ドジャースの大谷翔平投手がレンジャーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。第4打席で5試合ぶりとなる今季16号2ランを放ち“確信歩き”を見せると、打たれた…

【MLB】ドジャース15−2レンジャーズ(6月11日・日本時間12日/ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手がレンジャーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。第4打席で5試合ぶりとなる今季16号2ランを放ち“確信歩き”を見せると、打たれた相手投手もホームランを悟ったかのように絶望の表情を見せ、顔を伏せた。

【映像】特大被弾に“絶望”する投手

 7-1とドジャースが6点リードで迎えた6回、1死一塁で大谷が第4打席を迎えた。この回から登板したレンジャーズの3番手アンダーソンからは昨季の対戦でも飛距離140メートルの特大ホームランを放っており、大谷にとって相性の良い相手だ。大谷はカウント2-2からの6球目、真ん中高めに甘めに入った92.2マイル(約148.3キロ)ストレートを降り抜くと、打った瞬間にそれとわかる当たりが右中間スタンドへと吸い込まれる433フィート(約131.9メートル)の特大16号2ランとなった。

 昨季に続き、またしても大谷にホームランを浴びてしまったアンダーソンは、打たれた瞬間にすべてを理解するとそのまま脱力。両手を力なくぶらりとさせ、絶望するような表情を浮かべてうつむくしかなかった。

 アンダーソンの悪夢はこれで終わりではなかった。ドジャースは大谷の1発に触発されるように続くフリーマンも二者連続となる1発を放つと、スミスのヒットのあとテオスカー・ヘルナンデスもチームトップとなる17号2ランを左中間スタンドへ運んだ。さらに2死一塁の場面でヘイワードがライトスタンドに2ランを放つなど、この回だけでドジャースは4本のホームランで7点を奪った。

 大谷はこの試合、初回に今季15個目の盗塁をマークすると、4番スミスのホームランで先制のホームを踏んだ。そして6回には1イニング4ホームランの呼び水となる1発。直近7試合の打撃成績は31打数6安打1本塁打で打率.194とやや心配されていたが、6月に強い大谷の本領発揮はいつもより少し遅れて、この試合から始まるのかもしれない。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)