【MLB】ヤンキース6-4ドジャース(6月9日・日本時間10日/ニューヨーク)  見た目には全力で投げているようにも見えないが、なぜか送球は恐ろしく速い。見る人を困惑させるヤンキース・ジャッジの“力感ゼロ”なレーザー返球が、ドジャース大谷翔…

【MLB】ヤンキース6-4ドジャース(6月9日・日本時間10日/ニューヨーク)

 見た目には全力で投げているようにも見えないが、なぜか送球は恐ろしく速い。見る人を困惑させるヤンキース・ジャッジの“力感ゼロ”なレーザー返球が、ドジャース大谷翔平投手を相手にまたしても披露された。

【映像】本気で投げているように見えないジャッジの鬼肩バックホーム

 ジャッジはこの試合でも8回、特大の約132メートルという24号ソロを打ち、MLB全体の本塁打ランキングでも首位を独走。シーズン50本はおろか60本まで期待をされ始めている。2メートルを超える長身選手だが、守備も魅力的。特に送球は現役投手顔負けとも言える速度を誇り、度々中継でもそのシーンが取り上げられている。

 8回、二塁打で出塁した大谷は、フリーマンの内野ゴロの間に三塁まで進んだ。1死三塁から、打席にはチャンスに強いスミス。きっちりとライトへフライを放ち、これで俊足大谷が悠々生還、と思われた。ところがここに待ち構えていたのがジャッジだ。フライを難なく捕ると、助走もそこそこ小さいところから、力感がないフォームでバックホーム送球。これがワンバウンドしてから、しっかりとキャッチャーのミットに収まった。

 激走した大谷の走力もありタッチアップは成功、一時1点差に迫ったが、解説を務めていたAKI猪瀬氏も「大谷だからセーフだった」と、そのプレーぶりを絶賛していた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)