【MLB】ヤンキース6-4ドジャース(6月9日・日本時間10日/ニューヨーク)  ドジャースの大谷翔平投手がヤンキースとの3連戦第3戦に指定席の「2番DH」で先発出場。1回表に回ってきた第1打席で対峙したヤンキースの先発ヒルが投げた一球にフ…

【MLB】ヤンキース6-4ドジャース(6月9日・日本時間10日/ニューヨーク)

 ドジャースの大谷翔平投手がヤンキースとの3連戦第3戦に指定席の「2番DH」で先発出場。1回表に回ってきた第1打席で対峙したヤンキースの先発ヒルが投げた一球にファンが驚愕する一幕があった。

【映像】大谷翔平も翻弄…新生ヒルのエグい150キロチェンジアップ

 大谷へ投じた初球、低めへ落ちる93マイル(約150キロ)の高速チェンジアップを大谷が空振り。米サイト『baseball savant』によるとこの一球は縦に24インチ(約61センチ)、右方向に18インチ(約45.7センチ)も変化。ストレート並みのスピードで鋭く変化されたら、大谷といえども捉えるのはむずかしい。

 この投球にファンもSNSで「ヒル、速いしボールが強そう」「150キロのチェンジアップって……」など驚きのリアクションを見せていた。

 ヒルはドミニカ共和国出身の26歳右腕。2015年にツインズと契約してプロ入りを果たし、2018年にトレードでヤンキースに移籍してきた期待の投手。

 昨季まではメジャー通算7登板のみだったが、今季はエースのコールが離脱したことで先発ローテに座をつかみ、この試合終了時点で13試合に登板して8勝1敗、防御率2.04、奪三振率は10.80、WHIP0.93と驚異的なピッチング。5月19日のツインズ戦では6回で14三振を奪ってみせた。

 この日、大谷とヒルとの対戦は3打席で結果はセンターフライ、ライトライナー、レフトフライ。今やヤンキースのエースと言っていい活躍を見せるヒル。大谷との次の対決は、今秋のワールドシリーズになるかもしれない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)