テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は8日に女子シングルス決勝が行われ、第12シードのJ・パオリーニ(イタリア)は第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)に2-6, 1-6のストレートで敗れ準優勝となり…

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は8日に女子シングルス決勝が行われ、第12シードのJ・パオリーニ(イタリア)は第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)に2-6, 1-6のストレートで敗れ準優勝となり、四大大会初優勝とはならなかった。会見でパオリーニはシフィオンテクを称賛した。
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世界ランク15位で28歳のパオリーニが同大会に出場するのは6年連続6度目。
これまでは2回戦進出が最高成績だったが、今大会では1回戦で世界ランク84位のD・サビル(オーストラリア)、2回戦で同107位のH・バプティスト(アメリカ)、3回戦で同228位のB・アンドレースク(カナダ)、4回戦で同70位のE・アバネスヤン、準々決勝で第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)、準決勝で同38位のM・アンドレーワを下し、四大大会初の決勝進出を果たした。
世界ランク1位のシフィオンテクとの顔合わせとなった決勝戦の第1セット、パオリーニは第3ゲームでブレークポイントを握ると深いリターンでシフィオンテクのミスを誘い先にブレークを果たす。
しかし、ここからシフィオンテクの反撃を受けたパオリーニ。第4ゲームでブレークバックを許すと、このゲームから5ゲーム連取を許し先行される。
続く第2セットでもパオリーニはシフィオンテクの勢いを止めることができず、わずか1ゲームしか獲得できずに1時間8分で力尽きた。
試合後の会見でパオリーニは決勝を振り返った。
「厳しいものだったけど、とても楽しかった。グランドスラムの決勝でプレーするのは素晴らしいこと。厳しい試合だったけれど、100%の力を出し切った。イガ(シフィオンテク)はとても強敵だけど、楽しかったし、自分自身に満足しているわ」
また同大会3年連続4度目の優勝を果たし、四大大会では通算5つ目のタイトル獲得となったシフィオンテクについても言及した。
「彼女はここで信じられないプレーをしている。ボールを早く取って、相手から時間を奪っているけれど、回転も使っている。ディフェンスが本当に上手い。クレーコートでの彼女は信じられない」
「彼女はハードコートでも今年は本当に多くの大会で優勝している。でも、ここで彼女とプレーするのは何かが違うと思う。彼女はすでに4つのタイトルを獲得しているし、まだ22歳(5月31日に23歳に)。これらの数字は普通とは言えないし、信じられないことよ。彼女は信じられないような選手だと思うわ」
決勝で敗れたもののパオリーニは今大会の結果、次週更新の世界ランキングで自己最高位となる7位に浮上する。
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